納税はクレジットカードより電子マネー(nanaco,waon)がお得

以前、固定資産税はクレジットカードよりお得な電子マネーで納入  という記事を書いたけれど、まだピンときていない人が私の周囲にもかなりいる様子。すまはぴライフを目指すならこういうところにも気を配ってほしいので、改めて電子マネー納税の利点に触れてみたい。

実はクレジットチャージについて私が勘違いしていたことがわかりました。なんとJALカードではnanacoにチャージしてもマイルがつかなかったのです!私同様JALカードでクレジットチャージする人は断然waonを使った方が有利です。たとえ5万円以上分を現金払いすることになってもですよ。

【注】最新の記事を追加したので、文末にあるリンク先の記事も参照してくださいね。

 

電子マネーで納税可能なもの

電子マネーで納税可能なのは、身近なものだけでも、所得税、住民税、固定資産税、自動車税、国民年金、国民健康保険料…まだまだ他にもたくさんあるので、自分の払っている税金が対象になるかを要チェック!(国税はほぼ全てが対象)

上の記事でも書いたように、現在当家で電子マネー納税をしているのは、固定資産税(各自)、住民税(各自)、健康保険料(世帯一括)など。

なお、年払いになっていたものも、電子マネーで支払可能な額になるよう分割払いに変更済み。そのため、夫の分、私の分を合わせるとコンビニ通いもかなりの回数になるが、それだけで実質収入が増えるわけだから不満は感じない。

所得税もわざわざ納付書を取りに行かなくて済みそう

所得税は今のところ確定申告の際の振替納税を利用しているが、平成31年1月4日以降は自宅でQRコード付の納付書を印刷して支払可能となる模様。わざわざ税務署に取りに行かなくて済むなら利用しやすくて助かる。ただし、何枚に分割できるのかは不明なので、様子を見て可能であればQRコード払いに切り替えるつもり。

その後国税庁のサイトで調べてみると、QRコードについては分割納付書の作成については全く触れられていません(2019年2月)。しかもなんと現金払いのみ!

結局、従来通りのバーコード付納付書で電子マネー払いを継続することにしました。

下記は平成30年度税制改正の大綱(6/8)(財務省)より抜粋

5 その他

(国税)

(1)国税のコンビニ納付について、自宅等において納付に必要な情報(いわゆる「QRコード」)を出力することにより行うことができることとする。 

(注)上記の改正は、平成31年1月4日以後に納付の委託を行う国税について適用する。

 

納税可能な電子マネーは今のところnanacoとwaon

 当家に送られてくる納付書は一件あたりの額が5万円以内が大半だけれど、何回かは5万円を超えることもあるので、最近では少し工夫しながら支払いをしている(方法は後述)。というのも、nanacoにチャージできる上限額は5万円になっているからだ。

なおwaonでも支払い可能だが、5万円を超えた分は現金払いのみとなるため、現在はnanacoを優先にしている。

2019年の支払い分からは、チャージ時のポイント付与率を考慮して迷わずwaon払いに変更しました!詳細な理由や説明はまた改めて書きますね。

 

電子マネーによる納税のメリット(箇条書き)

1. クレジットカードでの納税には金額に応じた手数料がかかるため、ポイントやマイルがほとんど帳消しになってしまうが、電子マネー納税なら一切手数料がかからない。(手数料がネックで口座振替にしている人、現金払いにしている人は要検討!)

2. 電子マネーをクレジットカードでチャージする際にポイントやマイルがつく。ただし電子マネーの方にはポイントがつかないので注意。(二重取りは不可)

私が勘違いしていたのはここ。JALカードでnanacoにチャージしてもマイルがつかない!納税のためにJALカードでチャージするならwaon一択ですね。

3. 各種税金や健康保険料など公的負担額はトータルするとかなりの額になるので、ショッピングなどに比べると効率的にクレジットカードのポイントが貯まる。(JALカードのショッピングマイル・プレミアム会員はマイルが2倍となるので、waonへのチャージでも1%マイルが付与される)

4. 近い将来現金を使わない時代になるのは明らかなので、メリットを享受できるものから慣れておくとスムースに移行できる。習慣を変えるためには動機付けも大切。

【注】公共料金も電子マネー払い可能ですが、税金とは違ってクレジットカード払いには手数料がかかりません。この場合はクレジットカード払いの方が便利なため、口座振替割引サービスと比較して決めましょう。

 

電子マネーで支払可能な税金と支払い可能な額

【国税】ほぼ全てが対象。念のため国税庁のwebサイト内[手続名] 現金に納付書を添えて納付(コンビニエンスストアの窓口)を参照のこと。

【地方税】管轄の自治体による。東京都の場合、こちらのページ内都税の納付方法一覧を参照したところ、国税と同様の扱いになっている。

【支払方法】電子マネーはチャージできる金額が5万円までのため、nanacoでそれ以上の金額を払うためには少し工夫が必要。一枚のnanacoで払えるのは13万円まで。waonだと超過額払いは現金のみなので、nanacoの方が圧倒的に有利。

waon1%、nanacoはクレジットチャージでも最大0.5%なので、10万円以下ならwaonがお得。JALカードの私はnanacoだと0%なので検討するまでもありません。

【nanacoで5万円以上払う時の方法】

私の場合は、5~10万円の納付が2、3回あったので、5万円チャージとセンター預かり分を合わせて支払ったが、更にオートチャージを組み合わせると、一度の支払い額が13万円まで可能となる。これはセンター預かり上限額が5万円、オートチャージの上限額が3万円のため。当家ではまだ必要ないけれど一応チェック済み…(笑)。

複数枚のnanacoカードを使う方法もあるが、面倒だし、当面不要なので使っていない。

nanacoやwaonで納税できる店舗は?

私が確認できている場所は nanacoがセブンイレブン、waonはミニストップのみ。

waonが使えるイオンでも収納代行しているとアナウンスされているが、今のところ現金納付のみ。

 

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