10/1消費税増税後2%-5%のポイント還元を受けるためにはキャッシュレス決済が必須

2019年10月1日から予定通り消費税が10%になった場合、「キャッシュレスでポイント還元」の制度が9か月間(6月末まで)実施されるそうだ。

経済産業省関東経済産業局のサイト内にある「消費税率引上げ対応・キャッシュレス推進」のページはこちら

キャッシュレスのイメージ画像

増税後のポイント還元とは?

簡単に言えば、私たち消費者がお店で買い物したり飲食したりした際に、キャッシュレスで支払った金額の一部がポイントの形で返ってくること。もちろん還元されたポイントは他の支払いに使うことができる。還元率は個人経営や小規模の商店では5%、コンビニや百貨店、家電量販店など大手チェーン店では2%が還元されることになる見込みだ。

もし軽減税率8%が適用される食料品でもこのポイント還元を使えることになれば、実質6%か3%の消費税負担で済むことになり、減税効果まで期待できることになるわけだ。ただし、この点については今日6月1日現在、まだ詳細が決まっていない模様。

ポイント還元制度の目的とは?

この制度の目的は、消費税増税に伴う景気の悪化を緩和すること、そして他国に比べてキャッシュレス化が遅れている中小事業者のインフラ整備を推進することで、オリンピックで訪日する外国人のサイフの紐を緩めてもらおうというわけだ。

少子高齢化で物が売れない日本としては、確かにこれは見逃すわけにはいかない大きなビジネスチャンスでもある。しかもオリンピックが開催される頃にはポイント還元も終了し、訪日客も10%の消費税を負担することになる(ただし国外に持ち帰る免税品は除く)。

消費税増税との抱き合わせでキャッシュレス化を進めるなんて、日本では珍しい(?)思い切った策とも思えるが、、、さてどうなるだろう?

制度の概要を理解するには、このサイトがわかりやすい。

 

キャッシュレス決済の現状

現在ほとんどの支払いをキャッシュレスで行なっている私としては、この制度でキャッシュレス社会が拡大することは大歓迎なのだが、その一方で、私の周辺では高額商品はクレジットカード、少額のものは現金で、という人たちが大半のように見受けられる。

日頃会うことの多い友人も含めて、今までこのブログで電子マネーやQRコード決済についての記事を書いてもイマイチ反応が薄いのがその証拠だ(笑)。

おそらくキャッシュレスは導入時点で面倒だと感じる人が多いからだと思うが、この消費税増税に伴うポイント還元制度が導入されれば、もう面倒だとか、わからないとか言ってる場合ではないだろう。

そもそもキャッシュレス決済とは?

ということで、『そもそもキャッシュレス決済というものがよくわからない』という人は下の動画を見てもらうとわかりやすいと思う。私自身も念のため内容をチェックしたが、かなり丁寧に説明されていたので、自分の理解で正しいのだろうか?と思っている人にも確認の意味で視聴をオススメしたい。

全部で37分もかかるけれど、26分5秒〜30分12秒の箇所にCMがまとめて収録されているので、そこを早送りすれば33分程度。まあそれでも結構長いので(笑)、時間が取れる時にどうぞ。

クレジットカードはすでに使っている人も多いのですが、電子マネーやQRコード決済はまだ使ったことがないという人が多いので、これからもしつこくこの話題に触れていきたいと思います。

因みに私が日常的に使っているのは、クレジットカード3枚、電子マネーはsuicaとwaonとedy、QRコード決済はPayPayと楽天payで、基本的にクレジットカードでチャージできるものだけに絞っています(ポイント2重取りのため)。

上記以外はただ今断捨離中!

 

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