実家の売却と新居の購入-ポールと私の日米会話(17)
水曜日のポールとのおしゃべりは時々お休みしながら現在も続行中。ブログに書くのをずっとサボっていたのでたまには書かなくちゃ、ということで、昨日の話題から。
なかなか売れなかったオレゴン州ユージーンの実家
ポールから、実家の両親が家を売却するつもりだと聞いたのは確か2年位前だったはず。これまでなかなか話がまとまらずに苦戦していると聞いていた。
例えば、珍しく物件を見に来た人がいて期待していたら、家は買わずにお父さんが丹精込めて改造したトラックだけを買っていったとか…(笑)。最初は売る気がなかったお父さんも彼の熱意に負けて手放す気になったらしいというのが、当時のポールの見立てだった。それからすでに半年は経っていると思う。
大きな家が多いアメリカと言えども、さすがに11人家族が暮らせるサイズの家となると買い手はかなり限られるのだろう。それでも最近になって委託先の不動産屋を変更し売却価格も下げたところ、すぐに買い手が現れ話はトントン拍子に進んだそうな。
ずっと値上がりしていたアメリカの住宅価格だが、そろそろピークアウトしたのだろうか。
転居先の家
実家から車で10分程度の場所に見つけたという新居は、売却価格の半値以下。それでもポールに言わせれば「大きいよー」とのこと。ガレージは2台分あるし、家族の誰かが訪れても十分泊まれる3ベッドルームで、平屋の建物部分だけで2,091sqft(200㎡弱)、2002年築と物件サイトに書かれている。
アメリカの典型的なスタイルの(門も塀もない)広ーい前庭付きで、建物内は、キッチンだけ見ても我が家のリビング+キッチンくらいの広さがある(@_@)。本当にアメリカの家って大きい!
日本でもリタイア後に大きな家を売って小さい家に住み替える人たちが増えているようだが、住み替えのしやすさという面から見れば、中古住宅市場がメインのアメリカにはとても太刀打ちできない気がする。日本もこれからは中古住宅市場をもっと活性化しないとね。
何はともあれ、これで老後資金を心配しなくて済むので、ひとまず安心できそう。
3年前の実家の様子
因みに、私たち家族がここに滞在した時の記事(室内の写真あり)はこちら。もうこの家を訪れることはないと思うと感慨深い。