日本在住の欧米人は高い靴しか買えないの?-ポールと私の日米会話(12)

何年も前から私はグンゼの下着を愛用している。縫い目が全くない着心地の良さや、薄手なのに暖かいホットマジックなど、年齢と共にデザインより着心地重視になってきたからだ。その上、長持ちする割には値段もまずまずお手頃なので、コストパフォーマンスにも優れている。

日本在住の外国人はサイズの合う衣類や靴を探すのが大変!

さて、昨年は購入を見送った冬下着の購入だが、今年はそろそろ新しいものを注文しようと思いつき、せっかくなので娘とポールにもいくつかプレゼントすることにした。

今日の日米会話の時間中にその注文品が届いたので、早速ポールに試してもらうことに。グンゼの紳士用LサイズとLLサイズでは、幅は違うのに丈は全く同じ。彼は細身なので、Lサイズにしてみたが、果たして丈が足りるのか実際に見てみるまでは心配だった。

まずは上下がセットになったルームウェアから。上着のそで丈は大丈夫。パンツもギリギリOK。次にカジュアルパンツも何とか大丈夫だ。良かった!

今までは注文しようにもサイズがなくて諦めるしかなかったが、最近は長身の日本人も増えたことだし、外国人の長期滞在者も増えたことから、ようやく大き目サイズのものを提供するようになったということだろう。

衣類はまだしも、低価格の靴はなかなか見つからない

ボールの経験では、数年前までは大きなサイズの衣類もなかなか見つからなかったけれど、最近は何とか入手できるようになったのだそうだ。

でも、靴と靴下は相変わらず難しいと言う。高いものならいくらでもあるが、量販店で売っているような低価格のものは、靴は28.5cmくらいまで。靴下は27cm止まりとのこと。29cmの彼にはどちらも小さくて無理なようだ。

5月だったか、たまたま通りかかったお店で、運良く3000円で買えたというスニーカーを今でも大事に履いている。因みに私は知らない名前だが一応ブランド品らしい(おっと、テニス用品のプリンスなら知ってたわ…)。それも真っ赤な色だったのを、なんと!黒マジックで塗りつぶして履いているというシロモノだ。何という発想!

ボールにはビジネスシューズは不要なので、カジュアルなものやスニーカーで安いもの、できれば良質なお買い得品が欲しいと言う。いくらくらいなら良いの?と聞くと、できれば4000円以下が希望とのこと。娘には「そんなに安いのは粗悪品だよ」と言われるらしいが、まっ、確かに。でも3980円で買ったReebokのスニーカーを履いている私としては、ポールの気持ちもよくわかる。あっ、私は高いものも履くけどね。でも必ず20%以上の優待価格で(笑)。

ビッグサイズ専門のお店もあちこち行ってみたけれど、どこも高くて買う気になれないそうだ。彼の金銭感覚からすれば、1万円以上もする靴は論外なんだろう。どこか、お勧めな店はないものかしら?

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