世界遺産ジャティルイの棚田

旅もそろそろ終盤に差し掛かった今日は、ジャティルイ(Jatiluwih)の棚田を訪れる。ロビーナからジャティルイに立ち寄り、次の宿があるタバナンに移動する予定なので、再びヨカさんにトランスポートをお願いした。

12時過ぎにロビーナを出発し、ブヤン湖やブラタン湖のあるブドゥグルあたりまでは行きと同じ道。その先でジャティルイ方面への道に入る。行きの時とは違って、今度はほとんど渋滞にも合わず快適なドライブが続く。

一度も休憩なしで走りっぱなしだったので、下の写真は走る車窓から撮ったものばかり。車は揺れるし、対向車が景色を遮るし、ということで臨場感だけでも伝わればと。

美しい棚田の景色に癒されるジャティルイ

ロビーナから2時間弱でジャティルイに到着。

見渡す限り美しい棚田が続くこの広大な景観を、一枚の写真だけではとても表現しきれない。出来るだけ絞り込みたいと思ったけれど、やっぱりまだ多過ぎるかな? (タッチすれば大きな写真が連続して見れます)

因みに、ジャティルイの景観がユネスコの世界遺産に登録された時のニュースは、インドネシア共和国観光省公式ページの下記リンク先に掲載されている。

「バリ・ヒンドゥー教哲学を表現したバリ島の水利システム「スバック」による棚田地域の文化的景観が、ユネスコの文化遺産に登録されました!(2012年7月3日)」

タバナンのウマサリ・ライステラスヴィラで一泊

1時間ほど棚田の景色を堪能した私たちが次に向かった先はタバナンのウマサリ・ライステラスヴィラ。こちらも田んぼを眺めるのどかな場所にある(どれだけ田んぼが好きなのよ、と突っ込まれそう)。

当然のことだが、周囲にはローカルの小さな万屋さんくらいしかお店はない。もちろんレストランなど一軒も見当たらない。一泊だけの予約にしたのもそんな理由から。

ウマサリでは到着日は夕方まで快晴。夕方以降は雨が降ったり止んだりしていたが、夜になって土砂降りの大雨となった。

天気が良いうちにと、日が射している時間に泳いでおいて良かった。ここのプールは消毒臭が全くしないので、多分自然の水をそのまま引いているのではないかと思われる。とってもマイルドな水で泳いでいても気持ちいい〜!プールは小さいし、私には足が届かない深さ故、ウォーキングは無理だけど、泳ぐには問題なし。

下の写真は到着当日と翌日の朝撮影したもの。

このウマサリには他のお客がいなかったため、チェックインの際に一番高いヴィラ(木造住宅)にアップグレードしてくれた上、『敷地内のどこでも自由に使ってね』と言われていた。そうは言っても一泊だけではそうそう使い切れるものではない。2泊あれば各自が好きな東屋で昼寝したり、食事の度に場所を変えたり優雅に過ごせたかもしれないけれど。

このヴィラの問題はたったひとつ、夕食の選択肢が少ないことだ。サテ、ナシチャンプル、ナシゴレン、ミーゴレンの4つしかない。仕方ないのでその4つをオーダーし、ライスを追加したり、ジュースを頼んだりして何とか食事を済ませたが、もっとメニューを充実させてくれれば数日の滞在も良さそうなのに、と残念に思った。

車やバイクをレンタルするなら問題ないとは思うが、バイクの人は雨季を避ける方が無難だろう。

【注】この日以降の記事は1/2帰国後の投稿となります。

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