バリ最終日はプラサンティ・サヌールに一泊

バリ最終日は空港にも行きやすいサヌールで過ごすことにしていたので、またまたヨカさんに10時半の迎えを頼んだ。

彼はLINEも使っているので連絡しやすくてとっても助かる。因みにヨーロッパ人の場合はWhatsAppを使うことが多いそうだ。これで3度目となる彼の車でサヌールのプラサンティ・サヌールへ。

プラサンティ・サヌール

今夜のお宿はサヌールの目抜き通りダナウタンブリンガンの中央付近にあるが、通りからはちょっと引っ込んでいるため見つけにくい。Google mapで確認してみると車を停めたスーパーの目と鼻の先に看板が見つかった。雨の中、大急ぎで荷物を運ぶ。

プラサンティの管理人であるプトゥさんはあいにく留守だそうで、彼女の息子さんが客室の清掃中だった。チェックインの時間にはまだ早い12時頃だったが、しばらく待つうちに清掃が終わった部屋に入れてもらうことができた。

ファミリールームとデラックスルームの2部屋予約

予約した部屋は下の写真にあるファミリールームとデラックスルーム。ファミリールームにはキッチンとダイニングが付いているので、家族揃って食事したりおしゃべりしたりするのに都合が良い。2室合わせても一泊料金は6500円程度と大変リーズナブルなのも嬉しい。

ファミリールームは簡易的な仕切りがあり、一応2部屋に別れている。メインルームにWベッド、サブルームにはベッド1台とソファベッドが1台あり、4人グループでも一室料金(4200円程度)で泊まれるため、宿泊料金が高くなったここサヌールでは大変貴重な存在だ。

設備も必要なものは一応揃っているので、次回もバリに来た初日や最終日にはぜひここに泊まりたいと思った。

宿泊翌日、管理人のプトゥさんから聞いた話では、オーナーは日本人とのこと。プトゥさんも旦那さんも2人とも長く有名ホテルに勤務していたそうなので、きっと働きぶりを評価されてここの管理を任されているのだろう。

ここの予約の大半はbooking.com経由で、残りほんの数%がエクスペディア経由とも聞いた。もちろん私もbooking.com経由のひとりだが、決め手は料金とユーザーレビューの高評価だった。ご夫婦とも接客のプロらしくサービスのツボを心得ているところが高評価に繋がっていると感じた。

サヌールの変化

この日のランチはダナウタンブリンガン通り沿いのレストランを物色して歩いたが、どこも料金が高くてビックリ。今まで滞在した他の地域に比べて2倍近い料金設定だ。

メインストリート(ダナウタンブリンガン)のレストラン

サヌールの中心に位置しているからだと思うが、お腹も空いたことだしと、El Comedor Restaurantという店に入る。

ここは今日だけのサービスメニューがあり、ナシゴレン、ミーゴレンは2.5万Rp(200円位)と書いてあったのをすかさずチェックした夫とポールはこちら。娘と私はその3倍くらいする料理をオーダー(笑)。写真で見てもその料金差は歴然!飲み物も今までの2倍ほど。

サヌールビーチを散策

サヌールにはバリへ来るたびに立ち寄るので、ビーチの散策は定番になっているが、埋め立て工事が終わってからのビーチ沿いの景観は見違えるほどだ。ホテルは次々にリニューアルされ、おしゃれなレストランが増え、昔の鄙びた雰囲気は一変している。

旅行者も以前は高齢者の長期滞在者が多かったが、近年は若い世代が増え、それに連れて物価も急上昇。他のリゾート地とあまり違いがなくなってしまった気がする。ちょっぴり寂しい気もするが、これも時代の流れというものだろう。

ビーチ沿いからぐるっと回って大通り沿いのマンゴーストリートというレストランで夕食。このレストランにいた猫がものすごく人懐っこくて可愛い。家族のひとりひとりに「遊んで、遊んで」とおねだりするので、ついついかまってしまう。

そういえば、バリでは猫がとても大事にされている、とヨカさんも言っていたっけ。犬の場合はペット犬と野犬では顔つきも毛並みも全く違うが、猫はほとんど見分けがつかないのもそれで納得がいく。

バリ最後の夜は大晦日

この日は大晦日とあって深夜まで賑やかな一日だった。昼間は花火売りがあちこちで吹き鳴らすラッパの音がひっきりなしに響き渡るし、夜はビーチに集まった人たちの花火が次々に炸裂しているし、日付が変わる頃にはその花火の数が頂点に達するようで、とても寝てはいられない。

喧騒の中に出かけていく気がしない私たち夫婦は居残り、娘夫婦は花火を見にビーチへ。私はLINEで送ってもらったビデオで花火鑑賞。夫はあの凄まじい音にも負けず、すでにzzz...

サヌールで迎えた新年(帰国日)

さて一夜明けて、サヌールで新年を迎えた私たちはこの日の深夜に帰国することになる。アグン山の噴火で空港閉鎖となったらサヌールで延泊するのも良いかと思っていたが、予定通り出国できそうで何だか残念な気がしないでもない。あと数日くらいは帰れなくても困らないのがフリーランス一家の強みなのだが。

サヌールでの最後のランチはすぐ近くのテラコッタレストランへ。

タクシーと帰国便

空港までのトランスポートはプラサンティで20万Rp(1600円位)で手配してもらった。メータータクシー(ブルーバード)ならもっと安いが、雨になったら車を停めるのも大仕事になってしまうので、ここは保険代わりということで。

時間通りにやって来た車で19時半にはチェックアウトして空港へ。1時間もかからず到着。エアアジアのチェックインカウンターには長蛇の列ができていたが、私たちはPremium Flexなのでカウンターは別扱い。ほとんど待つことなく手続き完了してゲートへ進むことができた。

機内では通常は有料となっているブランケットのサービス特典がなかったり、座席のことでちょっとした手違いがあったりと小さな問題はあったものの、成田に到着した際はExpressのシールが貼られた荷物は真っ先に出てくるし、やっぱりPremium Flexにして良かったと思う。

今回はエアアジアXを初めて利用してみたが、全体的な印象としては、やっぱり安いのにはわけがあるという当たり前のことを実感させられた。それでも直行便がガルーダとエアアジアXしかない現状では、また利用する可能性が高い気がしている。

バリ最終日はプラサンティ・サヌールに一泊” に対して6件のコメントがあります。

  1. 壷井浩子 より:

    遅ればせながら、momoさん、お帰りなさーい!
    飛行機を降りたら消防自動車出動していたり、真っ暗な獣道(?!)を歩いて近道見つけたり、オオトカゲ捕獲騒動やら上から落ちてくるココナッツやら、そして雨、雨、、にびっくり。短い文章から旅の面白さ、いきいきと伝わります。予定通りの帰国がちょっと残念そうなところもmomo さんらしい(笑)
    行ったことのないバリの風景をうんと楽しませていただきました。蛍と棚田に心惹かれます。

    壷井浩子

    1. momo より:

      壷井さん、コメントありがとう!私が伝えたいポイントをキッチリ押さえてくれてすごーい!バリは何回行ってもおもしろい体験ができて、滞在型の旅行にはホントぴったりな場所です。
      いつかIT塾サロンメンバーと合宿旅行に行きたいというのが私の夢。ヴィラ一棟貸切にして、ゆっくりしたい人は一日中田んぼを眺めたりプールで泳いだりマッサージやヨガ、オーガニックレストランに行ったり、観光したい人は島内をドライブしても良いし、アート系ならバリ絵画を見に美術館やギャラリー巡り、木彫りを教わるのも良いかな?夜はみんなでバリ舞踊の鑑賞。朝は眺めの良い尾根道をお散歩するのも気持ちが良いし、レンボンガン島までボートで渡ればダイビングやシュノーケルに最高なポイントもある、、、と小さな島にはお楽しみが満載!私が元気なうちに実現できたら良いなあ。\(^o^)/

  2. 関本紀美子 より:

    momoさんお帰りなさい! バリの空気感を感じました。良いですね~。 自分で組み立てる旅行の楽しさ面白さが満載ですね。真っ暗闇の近道・・・日本とは全く違う夜の暗さを思うと、度胸も要りそうですが。
    昔バリでmomoさんとお会いした時、カフェでノートパソコンを開いてお仕事していたサンダル履きのお姿、かっこいい~としびれました。 またお写真ゆっくり拝見します!

    1. momo より:

      関本さん、コメントありがとう!
      バリで関本さんと会ったのは2007年の12月なので、もう10年も前のことなんですねえ。私がひとりで泊まっていたクマラ・サクティまで訪ねてきて私の写経シーンを描いてくれたり、庭のお花をスケッチしたり、そうそうドラゴンフライにも行きましたね。この時はブログに記事を書いてなくて残念。でも今日見てみたら当時のメモが出てきましたよ。懐かしい!!!見たい人もいっぱいいると思うので、ここに当時の写真を貼っちゃうね。
      ★うまく表示されないのでギャラリーページを作っちゃいました(笑)

      ギャラリーへのリンクはこちら → 2007年12月バリ島ウブドにて

  3. 藤本佳子 より:

    お帰りなさい!居ながらにしてバリを満喫できました。私も昨日山口より帰国。一度だけ母と旅したバリ、最初の夜にmomoさんにすすめられたサヌールの宿はなかなかぜいたくなところでした。
    プールで一日中くつろぐヨーロッパからの客をみて母がびっくりしてました。名前わすれたけれど。

    momoさんの旅日記に触発され又行きたくなりました。アグン山噴火がなくてよかったですね。

    1. momo より:

      よしさんは山口で年越しでしたか。お母さんと一緒に行ったサヌールのホテル、私も忘れました(笑)。あの頃のサヌールとは激変していますが、他のエリアをメインにして合間に立ち寄るには便利な場所になりました。物価の急上昇で長期滞在には不向きになったのが残念なところ。アグン山の噴火は今でも続いていますが、現地の人たちは全く話題にしていませんでしたよ。

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