長崎4泊5日の旅(6)軍艦島/端島

軍艦島ツアーは旅に出る直前にwebサイトから申込を済ませており(税込ひとり3,910円)、このツアーの主催者シーマン商会からは丁寧なご案内メールを受け取っていた。集合場所の案内やコースについての説明、乗船にあたっての注意なども詳細に書かれていて、行く前からすでに好感度抜群!

台風12号は東方向に進路が逸れたおかげでお天気は上々、次の台風13号は西の方へ去り、14号もゆっくり進んで当日までほとんど影響なし。翌日のTVニュースでは軍艦島に白波が打ち寄せる様子が映し出されていたので私たちはラッキーだった。

ただ残念だったのは台風11号が通過した際に桟橋の一部が被害にあったそうで、修理が完了するまでは軍艦島への上陸ができなくなったとのこと。代わりに隣の高島へ上陸する予定であることは承知の上での参加なのでまあ仕方ない。すでに崩壊も始まっているそうなので、見てみたい人は早めの行動が良さそう。

※なお修理が完了しため本日9月23日(金)から上陸可能となった旨webサイトで告知されています!

常盤2号桟橋からシーマン商会の船で出港!

下の一枚目の写真のブルーの桟橋あたりが集合場所で、スタッフの皆さんが暖かい笑顔で迎えてくれる。波も静かでこれなら船酔いしなくて済みそうとのこと。

早く着いた人たちには、右側の席に座った方が眺めが良いことや前方の席よりは後方の席の方が船の上下動が少なく酔いにくいこと。下を向いて何か読んだり、目をつぶったりせずに、もし酔いそうになったらどこか一点を見つめると良いとのアドバイスもあった。

更に酔いやすい人にはおしぼりを配ってくれて、これを首の頸動脈に当てて冷やしておくと酔いにくいとのこと。おかげで全く船酔いしらずで元気に帰って来ることができた。感謝 !

高島に上陸

上記でも書いたように軍艦島に上陸できない場合は隣の高島に上陸してこちらで詳細な説明を聞ける。軍艦島の模型なども設置されており、スタッフの女性が当時のエピソードなども交えて人々の暮らしぶりを語ってくれる。

この後は再び乗船し、いよいよ軍艦島へ。

軍艦島(端島)へ

軍艦島の面積は東京ドームの約1.4倍。見た目が戦艦「土佐」に似ていることからこの愛称がついたそうで端島というのが正式名称。
この島で石炭が最初に発見されたのは1810年頃で、1890年には当時の所有者である鍋島孫太郎から三菱社に譲渡され、その後100年以上に渡って三菱の私有地となっていたそうだ。
日本経済のけん引役であった石炭は1960年以降は主要エネルギーが石油へ移行したことにより衰退、1974年には数百万トンの石炭を残したまま炭鉱は閉山、島民はすべて退去しその後は無人島になっている。

私たちは上陸できなかったので写真が撮れなかったが、下のGoogle Mapのストリートビューから島内の様子を見ることができる。

例えばPCでストリートビューを見る場合は、拡大地図を表示 ⇒ 右下に表示される黄色の人型マークをクリック ⇒ 表示された線上の任意の箇所をクリックでリアルな画像を見ることができるので参考まで。

旅行最終日の夕飯は?に続く

 

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