新宿コズミックセンターのロビーコンサート

自宅からすぐの場所にある新宿コズミックセンターでヴァイオリンとピアノのロビーコンサートがあるというので出かけてみました。

宮本恵さん(ヴァイオリン)と松岡あさひさん(ピアノ)のデュオコンサート

演奏は宮本恵さんのヴァイオリン、松岡あさひさんのピアノ。題して「冬の足音」。ロビーという場所柄、人通りも激しく、自動販売機の音がうるさかったり、赤ちゃんの泣き声が響き渡ったりと、まあ仕方ない面はあるものの、演奏者にはとても気の毒に思いました。コズミックセンターのロビーコンサート2016年11月19日

そんな騒音にも負けずにお二人の演奏はすばらしいものでした。ドビュッシーの「月の光」とか、チャイコフスキーの「メロディ」とかが一般的には人気なのでしょうけれど、私としては何といっても「ポル・ウナ・カベサ」というタンゴが最高でした!

ポル・ウナ・カベサ

一緒に行ったアメリカ人の娘婿は、素晴らしい演奏だったと興奮気味に感想を語りながら、このタンゴはアル・パチーノの出演した映画「セント・オブ・ウーマン」のダンスシーンで演奏されていた曲だと教えてくれました。私は観たことがない映画だったので、帰宅後、早速Amazonのプライムビデオを探してみたところ、ありました!

アカデミー主演男優賞を獲得している映画の評判はすばらしい上に、この名曲でタンゴを踊るシーンも観られるとあって、迷うことなくウォッチリストに登録。後でゆっくり鑑賞することにします。

さて、ここにも紹介しておきたいと思って、試しにYouTubeで探してみると、これもありました!名曲とともにこのダンスシーンをぜひご覧ください。(アル・パチーノは盲目の退役軍人という役柄)

本当は行くか行かないかちょっと迷ったコンサートでしたが、想像以上のすばらしい演奏を聴けた上、こんな素敵な映画も見つけることができてとっても満足の一日でした。

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