チェンマイ避寒暮らしの食事情と1か月の食費

短期滞在者としては生活費の大半を占める住居費が最大の関心事になると思うが、これについてはまた改めて書くことにして…

次に気になるのが食事情だろう。観光もほとんどせず、ただのんびり暮らすだけの私たちのような短期滞在者にとって、どんな食生活をするか、1か月の食費はどのくらいになるのか気になる人も多いはず。ということで、具体的な食費について書いておくことにする。

サンティタムエリアでの食事情

我が家族の場合、朝は近くの店で買ったパンと紅茶、それに果物などで軽く済ませるのが定番だが、昼と夜は外食メインで、時によってはお惣菜を買ってきて家食となることもある。

昼食

ランチは前回書いたように近くのタニン市場内の食堂に出かけて地元の人に混じって食べることが多い(ひとり35~50B)が、散歩途中で見つけたお店などを徐々に開拓中といったところ。

これまでタニン市場で食べた中で私のベスト3はこちら。

 

チェンマイを訪れた観光客が一度は訪れるだろうMAYAショッピングセンター内にあるフードコートにも行ってみたが、あのあたりはサンティタムに比べると物価が高目のようだ。

大体一食が50Bからなので、サンティタムに比べると3割増しといったところだろうか。目玉焼きのトッピングはサンティタムなら5B、MAYA内だと10B。たかだか20円弱の違いとはいえ、割合で見れば2倍!

ケールのオイスターソース(Google翻訳より)

夕食

夜はサンティタムエリアの近場のお店を選んでいるが、このあたりは食事場所に困ることがない代わりに、あまりにもお店が多過ぎてどこに入るかで悩むことも多い。今のところ一番のお気に入りは2日目に行った「A.T. Short Order Cook」。このお店にはもう4回ほど行ったかな?テーブル掛けが黄色なので、私たちは勝手にイエローテーブルと呼んでいる。

この他、歩き疲れた時などに近所で手軽に料理をテイクアウトできるMae Sunee's Kitchenがある。アパートから徒歩50m、ベランダからも店内が見えるほど近い。

最初に行った時には店内で食事ができず不思議に思っていたところ、管理人さんによれば、夕方5時から8時はテイクアウトのみ対応なのだそう。早速試してみたところ、店内の料理と全く同じものを作って発泡スチロールのお弁当容器に入れてくれる。お味もまずまずだったので、これからも度々利用することになりそうだ。

ここでは焼き鳥なども売っている。生の肉や野菜を串刺ししたものを並べてあるので、その中から自分の好みのものを選んでバスケットに入れるとその場で焼いてくれるようだ。ヤングコーンやマッシュルーム?、オクラなど、他所ではあまり見かけないようなものもあったので、ぜひ一度食べてみたい。

これ以外で行ってみたいお店と言えばソムタムやガイヤーン(鷄の炭火焼)が美味しいと評判のソムタムウドンだ。ここは近日中にぜひ訪れてみようと思っている。

1か月の食費はどのくらい?

食事にかかる費用は大雑把に言うと、ひとりあたり概算で1日100~150B( 370~550円)なので、1か月にすると15,000円程度には収まりそうだ。

内訳は朝のパンに8~12B、果物が10~20B、紅茶はお気に入りを持参しているので今のところはゼロ。ランチは35~50B、夕食も35~50B。おやつ(アイスクリームなど)に10~20Bといったところ。

これ以外にも水(1.5ℓ13Bか6ℓ40B)やバターを買ったり、時にはちょっと高目のレストランに行く可能性もあるので(今のところ皆無)、ひとりあたりの食費はもう少し多くなるかもしれないが、それでも日本と比べればかなり安く済むのは間違いない。

数日前には市場で買ってきたお惣菜で家食にしたが、内訳は大きな魚の唐揚げ(種類は不明)45B、アヒルの丸焼きを削ぎ切りしたもの(温野菜付き)50B、ソムタム(青いパパイヤのサラダ)35B、タイソーセージ20B、ご飯2袋30B、大きな袋一杯の枝豆(ビールのおつまみに)20B。これを枝豆以外は綺麗に食べ切り〆て200B(700円ちょっと)で全員満腹だった。

ということは外食でもお惣菜でも金額的には似たようなものらしい。強いて言えば惣菜の方がバラエティに富んだ食事ができるということだろうか。

完全に手作りするつもりならもっと安く済むだろうが、これだけ外食文化の発達した国にきてわざわざ料理するまでもないかなあ、と思っているところ。まっ、今回は1か月しか滞在しないことだし。手抜きバンザイ(笑)。

現地の人々の食生活

ところで、一食35Bと聞いて管理人さん曰く「高い!」とのこと。彼女も自分では料理をせず近所でお惣菜を買っているそうだが、どんなものを食べているのか気になるところだ。

こちらの人たちの食事は基本的に外食またはテイクアウトなので、その日の体調や懐具合に応じてお気に入りのお店の中から選んでいる模様。実際、私たちが食事しているお店にはバイクや車で乗り付けて料理をテイクアウトして行くお客がとても多い。

日本でも浸透しつつあるウーバーイーツのようなフードデリバリーの会社がこちらでも大活躍している模様。グラブフードと下の写真のシールにもあるフードパンダの2社が営業しているようです。

 

 

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