バンコクのカフェ&レストラン-パタヤ・バンコク食べ歩き(5)

タイの首都バンコクには到着日と帰国日にそれぞれ一泊ずつ滞在。パタヤ方面の旅の通過点としてのバンコクでは勿体ないと思い、Googleマップでスワンナプーム空港付近をあれこれ探索しているうちに見つけたのがフアタケ・オールドマーケットとその中にあるおしゃれなカフェ。そして旅の終盤では懐かしいカオサン地区に滞在し、ホテル近くのチャオプラヤ川沿いの眺めの良いカフェにも入ってみた。

フアタケ・オールドマーケット内のおしゃれカフェ(スワンナプーム国際空港付近)

チェックアウト後のホテルに荷物を預けてローカルバスで出かけた先はこのフアタケオールドマーケット。市場にしては静かな佇まいとレトロ感漂うこの雰囲気に惹かれたのもあるが、地元の人たちが協力し合って活性化に取り組んだという経緯にも心惹かれるものがあった。

フアタケ・オールドマーケットについての説明は以下参照(AmazingThailandからの抜粋)
スワンナプーム国際空港から北東に車で約15分の所に位置するフアタケー・オールドマーケットは、100年以上の歴史がある運河沿いの市場です。かつてこの地域にワニが多くいたことから、フア(頭)タケー(昔の言葉で「ワニ」)市場と呼ばれています。
この市場に活気を取り戻すため、2009年に地元のコミュニティーが地域の教育機関と協力して、アートを媒体とした市場の活性化を進めました。2013年と2014年に2度目の火災に見舞われましたが、さらに地元コミュニティーが結束して問題解決に取り組み、観光と学びをテーマに市場の再生に尽力しました。
トタン屋根や木造家屋のレトロな雰囲気をそのまま残したお洒落な古民家カフェやレストランを始め、ゲストハウスや画材店、フアタケーの地域や市場の歴史を学べるラーニングスペースもあります。アートの展示や様々なワークショップも開催されています。

 

まずはマーケットの入り口にあるカフェ(名前は不明)に入ってみた。うーん、レトロな雰囲気で落ち着く。日本で言うなら昭和な感じ?日差しを避けて涼しい川風に吹かれていると本当に気持ち良い。時折けたたましい音を立てて通り過ぎていくボートがなければ思わず居眠りしてしまいそう。このマーケットに入る直前に駄菓子屋さんで買ったピーナッツのお菓子をコーヒーのお供(相性抜群)に一休み。コーヒー40バーツ(160円)、カフェラッテ45バーツ(180円)

お茶してのんびりした後はマーケット内の路地裏散歩。お寺があったり、民家もあったり、まあいろいろな建物があって、なかなか興味深い。こんなところにあるゲストハウスに泊まるのもおもしろそう。

そろそろお腹も空いてきたのでお昼ご飯を食べるお店を物色。ここも名前は書いてなかったけれどマーケット内にあるパッタイ専門のお店で太麺と細麺をそれぞれ選んで注文。運河を眺めながら開放的雰囲気の中で食べるパッタイはと~ってもおいしかった!パッタイ2つで200バーツ(800円)

お昼ごはんの後はゆったりとお茶しておしゃべり~。どこにするかしばしマーケット内をうろついてから(笑)景色の良さそうな突き当りの角にあるカフェへ。ホットコーヒーも紅茶も普通だけれど雰囲気はすごく気に入ったのでふたりとも大満足。可愛いネコちゃんとワンちゃんの置物にふたり揃って思わず「カワイイ~♪」コーヒー&紅茶で計85バーツ(340円)

 

現地からTwitterに載せた動画はこちら。

ココチャオプラヤ(チャオプラヤ川沿いブラスメン要塞隣)

滞在先のBBHouse2から徒歩5~6分程度の場所にあるレストラン、ココチャオプラヤは観光船をはじめ多くの船が行き交うチャオプラヤ川沿いにあって、ボーっと景色を見ているだけで気持ちの良い場所。建物の陰になるため強い日差しも当たらず、エアコンなしの外席でも涼しくて快適に過ごせる。

この店には本当は遅めの朝ごはんのつもりで入ったのだが、なんと食事ができるのは11時~なのだそうだ。やむを得ずジュースとコーヒーで11時の開始を待つことに。毎日たっぷり食べてるせいかたまには朝ごはん抜きも良かったかな。

レモンジュース100バーツ、コーヒー60バーツ、エビのカオパット210バーツ、チキンのココナッツスープ190バーツ、ごはん15バーツ、水30バーツ、税・サービス料17%、合計713バーツ(約2,850円) ここはちょっと高めかなと思ったら税・サービスが入っていた。でもここは料理の質も高く雰囲気も素晴らしいので偶然見つけることができてラッキーだった。

 

カオサンの屋台飯と寺裏カフェ

カオサンの寺裏(チャナソンクラーム王室寺院の裏通り)は私がとても気に入っているエリアで、バンコクに立ち寄る際にはできるだけ訪れることにしている場所。カオサン地区自体は世界中のバックパッカーが集まる地区として有名で、その猥雑さやあふれるパワーが魅力のエリアだったが、Googleマップのストリートビューで覗いてみるとコロナ禍の閑散期を利用して一斉にリニューアルした様子。魅力がなくなったりはしてないかちょっと気がかりだった。

それでも実際に訪れてみると、小ぎれいになった割にはそれほど雰囲気は変わっておらず安心した。そして相変わらずの集客力は少しも衰えておらず、すでに以前のパワーを取り戻している印象だった。さすがに中国人や日本人はすっかり影を潜めたものの、その代わりにヨーロッパや東南アジアからの観光客でにぎわっている。商売する人も観光客も双方が活気に満ちていてそこにいるだけでこちらもパワーを注入される感がある。

カオサンでは素敵なお店とか美味しいお店とかの区分に関係なく、リーズナブルでおいしいものが食べられればどこでもOKというのが私たちのスタンスだったので、カオサンロードの屋台飯と寺裏のお手軽カフェに入ってみた。どれをとってもおいしいものばかり。タイでおいしくないものを食べるのは至難の業だと思う(笑)。

屋台飯のお店ではパッタイ、カナー菜炒め、ごはん、水で合計170バーツ(約680円)。

寺裏のカフェでは珍しくふたり揃ってミックスベジタブル。帰国直前の夕食ということで他のことに気を取られていたせいかお値段を忘れてしまった(笑)。

 

 

 

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