モモとまつやの石垣竹富ふたり旅(1)

思い返してみれば私が友人と旅に出たのはこれまで数回しかない。夫婦か家族で出かける海外とは違って国内は大抵一人旅だったので、体験を共有したり共感しあったりということがほとんどなくてつまらないと感じることもしばしば(特に食事のときなど)。今回は食べたい物から見たいもの、体力も含めてあまり違いがないおばぁ同士の二人旅なのでとても楽しく旅を続けることができて最高だった。癖になりそう!

成田からピーチ航空でいざ石垣へ!と思ったら...

ピーチの成田-石垣線は成田空港の第一ターミナルから出発するので、ピーチのチェックインカウンター付近で1時間前に待ち合わせということになっていた。無事出会えたのでまずは安心と思ったら、なんと彼女は1駅手前の第2ターミナル駅で下車してしまったんだそうな。

時間に余裕をもって出かけたおかげで、ターミナル間のバスで移動する時間もあって結果オーライだったわけだが、そういえば「第一ターミナルだから間違えないでね」とは言ったが、乗る電車が異なっていたこともあって駅が二つあることまでは伝えてなかった。「第一ターミナルに直結した方の駅で降りてね」と言っておくべきだった。私自身も『あれどっちだっけ?』と思う方なので、いつも成田が近づくと航空券の予約表を片手に車内アナウンスを聞いたり、座席前に掲示された駅案内などで確かめていたくらいなので、彼女も同様の行動を取るものと思い込んでいたのがまずかった。そもそも駅が二つあることを知らなかったら「成田空港」というアナウンスを聞いただけで降りてしまう人も結構いるのかもしれない。

自動チェックイン

預け荷物がないのでチェックインは本当に簡単だ。自動チェックイン機に予約表のQRコードをかざして数秒で終了する。この後保安検査場に向かう前に機内持ち込み手荷物の計量(7kg制限)があったが余裕で通過。待合室は石垣行きの乗客、しかも若い人たちばかりでもうびっくり!12月はかなり空席があったような気が....

今回は搭乗前の待合室か機内でお弁当を食べるよう持参することにしていたが、「早く着きすぎちゃってすることもないのでもう食べちゃった」とまつやさんの早弁告白に大笑い。私は日暮里駅で買ったお気に入りのおにぎりを待合室で完食。

さて出発時の成田はこんな天候。

石垣島-1-ピーチ航空でいざ出発

 

機内のコーヒータイム

座席は3列3列の並びになっていて私たちの隣(窓側)は20代の男性。周囲の乗客もほとんど20代で春休み中の学生と見た。全員をチェックしたわけではないが、ざっと見渡した限りではシニア層は私たちを含めて総勢でも5人以下ではないだろうか。座席はなんと若者ばかりでほぼ満席で飛行体験豊富な私でも初めて見る光景だった。

離陸後しばらくしてからまつやさんが持ってきてくれたクッキーをいただくことに。「せっかくなのでコーヒーも注文しよう」ということになり、機内販売を利用するための機内デジタルサービスを登録して注文してみた。登録途中で次へ進むボタンがグレーアウトされていて進めなかったが、規約文を最下段までスクロールすると押せるようになったので要注意だ。これに気づかないと「なんだ使えないじゃないか」と文句を言う人もいそうだ。隣の若者も途中でやめた様子なのでもしかしたらそうだったかもしれない。

何はともあれ無事注文が済み、「おばさんのおしゃべりがうるさくてすみません」なんて言いながらお隣さんにクッキーをお裾分けしたところ嬉しそうに摘んでいた。良かった!

オーダーしたコーヒーも想像以上のおいしさ。まつやさんの美味しいクッキーと合わせて幸せなコーヒータイムを過ごすことができた。サービスしてくれたCAさんもすごく感じ良かったので、「彼女にもあげれば良かったね」「でも勤務中だからどうなのかしらね」「マスクしてるからつまみ食いしても目立たないかも」なんてことを二人で話していた(笑)。

その後私はiPadで映画鑑賞、まつやさんは読書、最後は二人ともちょっとうたた寝して無事石垣空港に着陸とあいなった。

 

石垣空港に到着したらあいにくの雨

石垣空港に到着するとあいにくの雨。土砂降りの中18時20分空港発の離島ターミナル行き直行バスに乗り、バス停から徒歩5分のホテルチャイナシーへ。

こんなこともあろうかと晴雨兼用傘を持ってきて助かった。何せ格安航空なので手荷物7kg制限に合わせて持ち物を厳選する必要があり「日傘にも使えるからこれは持って行こう」と話し合って決めたのが役に立ったというわけ。余計な荷物といえば各自が自撮り棒を持って行ってしまったことくらい。これは打ち合わせなしだったから。

石垣島-3

チェックイン後はホテル近くのカフェで

チェックイン後、すぐに夕飯を食べに外出。まだ7時半なのに閉まっている店が多く、ようやく見つけたのがこのハワイアンカフェリリコ。8時には閉めるというので速くできるタコライスを注文。三線を置いてあるのがザ・沖縄って感じ。(写真をクリック→大きな画像を表示)

そそくさと夕食を済ませホテルへ。それにしても夜の食事は選択肢がとても少なそうな嫌~な予感。

3日間の朝ごはん

3泊4日の朝ごはんはホテルの隣にあるブルーカフェに通うつもりでいたのに、ホテルの人に聞いたところつい最近閉店してしまったとのこと。パンもおいしそうだったし、テラス席から港を眺めながらゆったり気分を味わう気満々でいたのに残念!

なので、3日間ともコンビニやスーパーで買っておいたパンやバナナで朝食を済ませることにした。まあホテルの部屋からの眺望は満点なのでこの件はそれほど問題ではなかったけれど…

下の写真は私たちが泊まった805号室バルコニーからの眺望。正面の船に乗船している学生たちは修学旅行生かな?9時少し過ぎなので離島から通ってきている学生たちではないはず。

それはともかく、こちらはカフェやレストランなどの営業時間が短くて朝は11時から夜は5時頃閉めてしまうお店が多くて選択肢がかなり限られる。夜空いているのは圧倒的に居酒屋ばかりだし。よりどりみどりなのはランチとお茶タイムくらい。こちらの人はきっとお酒を飲みながら食事するのが標準のスタイルなのではと二人で嘆きあうことに。

11時半の船で竹富島へ行く前に街ブラ

到着翌日は竹富島に行く予定でいたので、まずは港に出かけて乗船時間やおよその滞在時間などを検討。街中は店じまいが早いので午前中に様子を見ておいた方が良さそうということで意見が一致。11時半の船に乗船することにして、それまでユーグレナモール周辺をブラブラ歩く。

歩き回っているうちに喉が渇いたので、何気なく雰囲気が良さそうなcoral tree cafe でマンゴジュースを飲むことに。冷凍マンゴーが入ったマンゴジュースを美味しく飲んで、ふと見ると何やら素敵なコーヒーカップが...

コーヒー好きの人が好みそうな素敵なデザインが気に入って写真を撮らせてもらっていると、お店のオーナーがこの女性デザイナーとルイ・ヴィトンとのコラボ製品について新聞記事にも取り上げられたいきさつなどを語ってくれた。因みに作品は完全オーダー制だがこのお店だけは限定販売が許されたとのこと。ちょっと記憶があいまいだけれど値段は5500円と言っていたような(6000円しないのは確実)。興味のある人はcoral tree cafe を訪ねてみては?

ということで今日のところはこれまで。続きは竹富島の観光へ。

モモとまつやの石垣竹富ふたり旅(1)” に対して4件のコメントがあります。

  1. まつや より:

    小澤先生

    日記のようなブログありがとうございます
    記憶力すごい!

    おばぁには少し抵抗あるけどなぁ

    行きの飛行機から
    隣の若者もフレンドリーだったし
    CAさんも特別にこやかで
    幸先の良い旅の予感がしてました

    旅行中写真撮影と編集ツイッターに投稿
    をさくさくっとされて
    ホテルに帰ってからもおしゃべりしながもやってたなー

    わたしは寝心地の良いベッドと枕でバタンキューでお先に寝てしまってごめんなサーい!

    1. momo より:

      まつやさん、私の記憶力は映像やシーンにはかなり強いけど、記銘力が低すぎるのが難なのよねぇ。
      今回の旅は何年かしたら貴重な記録になりそうなのでいつもより丁寧に書きました。
      おぱぁの件はいろいろ思うところあってタイトルにしましたが、夫にも「おぱぁはちょっとね」と言われていたので、何か良い知恵はないものかと改めて考えました。で、まあありきたりかもしれないけど「まつやとモモの石垣竹富二人旅」にしました。検索した人が家族旅行なのか、夫婦旅なのか、それとも友人同士の旅なのかちょっとでも参考になるように。これならいいかしら?

  2. チエ より:

    楽しい!
    私もお喋りしながら一緒に旅をしているような気分になりました。
    まつやさんの早弁告白には、思わず吹き出してしまいました、まつやさん、大好き~!
    沖縄はいま、学生さんが多いのですね。
    続きを楽しみに待ってます~(^_^)v

    1. momo より:

      チエさんも一緒に行けたら良かったのにね。
      写真が多すぎて整理・編集に手間取った上、今回は詳細な記事を書こうと思ったので更に時間がかかっています。
      続きは気長に待っててね。

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