9月17日のwebサロン(使ってない人も狙われるキャッシュレス決済)

このところ二人だけのサロンが続いているので訪問した人には飽きられているかもしれないけれど...。当人たちは毎回話すことがてんこ盛りなので、まったく飽きることなくおしゃべりを楽しんでいる。ただ唯一困っているのは話題が豊富過ぎるため(笑)、どの部分を取り出して紹介すべきか毎回悩んでしまうことだ。詳細な背景説明がないと伝わらないことも多いし、場合によっては誤解されかねない。政治の話などセンシティブな話題は特にそれが難しい。まあそんなことをあれこれ考えていると正直言って書くのが面倒になってしまうこともあり、結局無難な話題を選ばざるを得ないというのが実情だ。

というわけで今日の話題は、新閣僚に対する評価(過去の実績など)、東京のコロナ対策に対する不信感(対策審議会の顔ぶれ)、ドコモのd払いを使った不正利用の実態、高齢者の緊急連絡先の常時所持のことなどを中心におしゃべりした。

今回の写真は毎回同じ顔ぶれに多少の変化をつけたいと思って、ちょっとだけ目新しいものを入れてみた。

9月17日のwebサロン

さて、今回取り上げた話題は、ドコモのd払いを使った不正利用の実態と、高齢者の緊急連絡先の常時所持のことについて。

ドコモのd払いを使った不正利用の実態(ゆうちょ口座を持っているだけで被害者に)

これまでのテレビなどの情報によれば、今回の不正利用はゆうちょ銀行などの口座を持っている人すべてが該当し、キャッシュレス決済を全く使っていなくても被害に遭うそうなので油断は禁物だ。特にゆうちょ口座を持っている人は直ちに残高確認した方が良い。というのも、ゆうちょはハッキングが比較的容易なので、探り当てた口座番号と4桁の暗証番号を使ってd払いを紐づけしてしまえば簡単にお金が引き出せてしまうからだ。思わず「ナニソレ?」とあきれてしまうような話だが、実際に被害に遭っている人が多いので用心に越したことはない。

幸いyoshiさんも私もドコモは使っていないが、私はdマガジンだけ購読しているので、念のためdアカウントを確認してみた。dアカウントメニューの画面は下の写真。

私の場合最初から連携サービスは使っていなかったので問題ないが、今後のトラブルに備えて赤丸で囲った項目を中心に再確認と設定変更を行っておいた。これなら万一侵入されてもすぐに対処できるので。

dアカウントの再設定

 

こういう事例が発生するのを見ていると「苦手だから使わないでおこう」というのも今後は大きなリスク要因になりそうだ。使ってなければ発見も遅れるし、そもそも盗まれたことにさえ気づかないかもしれないからだ。やはり日ごろからこういったシステムを少しずつ使い慣らしておくことが大切なのだと思う。

ハッキングの手口についてはこちらの記事参照のこと。

暗証番号決め撃ちの「逆総当たり」」で口座番号も名義もバレバレ!誰もが被害者になり得る恐怖の手口が判明

高齢者の緊急連絡先の常時所持について

最近になって突然気づいたのだけれど、もし自分が外出先で突然倒れ意識がない状態になったりしたら、自分の素性がわからず周囲に迷惑をかけるかもしれない。事実そんな事例があるとyoshiさんが教えてくれた。あるおじいさんが外出先で倒れ、どこかの施設で面倒を見てもらっていたけれど認知症のため家族の所在が分からず、結局2年後に亡くなってしまったとのこと。ずっと探し続けていた娘さんがようやくその施設を見つけたのはおじいさんが亡くなった後だったのだそうだ。そんなことになったら家族にも、面倒看る側にも大変迷惑をかけてしまうので、私としてはせめて連絡先だけでも分かるようにしておきたい。

yoshiさんは一人暮らしなので、出かける時はあれこれ身に着けて出かけるし、家族の連絡先を記した手帳も持っているから大丈夫だと言う。私は基本的に携帯とカードしか持っていないので、携帯は認証方式がわからず他人だと画面自体を開けられないだろうし、診察券だと病院に電話して連絡先を教えてもらうというひと手間が必要になる。

それで思いついたのが今年更新しないまま取っておいた免許証だ。顔写真があれば本人だとすぐわかるし住所の記載もある。あとは裏に自宅の電話番号と夫の携帯番号を書いて携帯ポシェットに入れておけばどこで倒れても心配無用ということで早速やってみた。まあ、そのままあの世に行くのは避けたいけれど、死に場所は選べないしね。

で、これに関連してApple Watchの話題になったのだけれど、携帯を持っていても連絡がつかないことの多い夫に、このApple Watchを身に着けてもらったらどうだろうという話になった。夫は基本的に電話さえ通じれば良いし、場合によってはメールも見れて、歩数計も心拍数も記録されるし、転倒すれば設定先に通知が届くし、老後のライフサポートとしては至れり尽くせりではないか。沢山の設定やらアプリやらをいじる必要がなさそうなのも夫にはピッタリだ。近いうちにぜひ試してみたい。

 

 

 

9月17日のwebサロン(使ってない人も狙われるキャッシュレス決済)” に対して4件のコメントがあります。

  1. ミドリ より:

    こんにちは!
    ドコモ口座の話、すごく気になっていたので参考になりました。
    他人事ではないですね。ゆうちょの口座、無事かどうか早速確認してみます。
    そして、高齢者が外出先で倒れた場合のことも!わが家の高齢の父は、毎朝、短い散歩に行くのが日課なので、写真付きで住所がわかるものを持つように勧めてみたいと思います(免許証はとっくに返納しているので、手作りで何か作ってみます)。

    このところ木曜日と仕事が重なっていて残念ながら参加できませんが、またちょっこり顔を出させて頂きます~!

    1. momo より:

      ミドリさん、口座を数か所持っているならMoneyTreeなどの口座確認アプリも便利ですよ。自宅ですべての取引記録をチェックできるので、入金されるのをを待ち構えている時なんかは特に便利(笑)。
      このアプリのことも後で記事にしてみますね。
      あと、認知症対策ではマイクロチップを埋め込んでいる国や人々も結構多いらしい。特にスウェーデンなど。いくら何でもこれは日本人には絶対受け入れられないと思うので、せめて靴とか帽子とかに縫い付けておくというのが良いかもしれませんね。

  2. yoshi より:

    今回のドコモのd払いの不正引き出しの件、IT苦手、キャッシュレス決済もよくわからないし、なんだか怖い、ゆうちょ銀行なら安心と思っていた高齢者にも記帳確認をせまる怖い出来事。

    ジャパンライフの社長が逮捕された。桜を見る会の招待状などを利用して高齢者の財産を狙った悪質な詐欺。お金があればあったで狙われる。

    一人一人が気をつけるしかないとは言え、一体どう備えていけばよいのか…

    のんびり縁側で日向ぼっこする老後はあるのかしらf^_^;

    1. momo より:

      ゆうちょだけでなく他の銀行もセキュリティの甘いところが多いみたい。やっぱり取引記録をまめにチェックするのが確実ですね。

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