新型コロナに関する重要な情報
新型コロナに関するスタンスとして、私自身は京都大学の上久保先生たちのグループによる「日本ではすでに集団免疫状態にあるという説」に最も説得力を感じている。とはいえ自分を含めてまだ感染の可能性も残されているため、引き続きその治療法やワクチン開発などにも関心を寄せているところだ。そこで新型コロナ関連の最新情報のうち、今注目すべきニュースや論文、解説等をまとめてみた。
コロナで重症化しそうな人を感染初期に見つけ出し適切な治療を行えるようになるそうだ。詳細はテレ東ニュースの「コロナ重症化を血液検査で予測」開始位置は1分56秒〜
上のニュース内容についての詳細な説明はこちらを参照のこと(国立国際医療研究センターのwebサイトへ)
COVID-19の重症化を予測する液性因子の同定-血液検査によるCOVID-19の重症化の早期診断をめざして-
アジア人の死亡率はなぜ低いのか? それは抗体がなくてもすでに持っている免疫機能でコロナを撃退しているから。重症化しやすい特定因子の研究についてはこちらの記事でも予告されていた。9月までには結論を出したいとの予告通りの発表は素晴らしい!
コロナ、体内に抗体がなくてもT細胞がウイルス撃退…アジア人の低死亡率、原因解明進む
2020年1月28日により政令で指定感染症になった新型コロナ感染症。政府は新型コロナウイルス対策で「指定感染症」を外すべきかどうかを検討しているという。
以前のブログでも紹介したように、新型コロナウイルス感染症で日本はすでに、免疫保有者が国民の一定割合に達して収束に向かう「集団免疫」状態になっていると複数の研究者が発表している。
新型コロナ感染で、日本はすでに「集団免疫状態」にあるという説の根拠
他国のワクチン開発はしのぎを削る勢いだが、日本でも静かに開発が進んでいる。日本らしい画期的な製法にも注目したい。