セビーリャから列車でグラナダへ-スペイン旅行記(4)

前日頼んでおいたタクシーは約束した10時半ぴったりに迎えにきた。渋滞もなく、セビーリャ・サンタフスタ駅には15分ほどで到着。発車時間まで1時間ほど待つことになったが、まあ乗り遅れるよりはまし。

セビーリャ・サンタフスタ駅から列車でグラナダへ

セビーリャのサンタフスタ駅

列車は定刻通りに発車。買ってきたサンドイッチで早めの昼食を摂り、ウツラウツラしかかった頃、車内検札に回ってきた車掌が言うには、サンタアナ駅でバスに乗り換えるようにとのこと。

そういえば、どこかで架線工事をやっているので、バスに乗り換える必要があるとの情報を見たような。まあ乗客の大半はグラナダへ行くはずなので、みんなについて行けば大丈夫だろうということで、またまた居眠りタイム。

サンタアナ駅でバスに乗り換え

発車してから2時間くらい経った頃、列車はサンタアナ駅に到着。みんなでゾロゾロとバスに向かう。

サンタアナ駅-2

バスは乗り心地も良くスピードも遅くないので、快適そのもの。

グラナダ市内へ

グラナダ市内に入ったところで現在の気温は35度との表示が。そして私が見た限り、各建物の窓に取り付けられたシェードはグリーンで統一されている様子。これってグラナダのシンボルカラー?

グラナダ駅には定刻どおりの15時15分頃到着。

グラナダの宿はアパルトメントス・イリビリス

今日から3泊するアパルトメントス・イリビリスには前日のうちに到着時間を連絡ずみ。その際にグラナダ駅からはタクシーで5分くらいと聞いていたので、予定どおりイリビリスに直行する。

ここは日本で言う民泊みたいなもの。マネージャーのバネッサが私たちを暖かく迎えてくれ、宿泊上の説明や観光情報などを提供してくれた。建物のすぐ後ろはカテドラル。

バルコニーから通りを眺めると、車道に日除けシートが設置されているのがおもしろい。

部屋は2ベッドルーム+リビング・ダイニングの2LDKタイプでL字型の広いバルコニー付き。

ワンフロアを独占して使え、エレベーターも専用キーで動くようになっているのでセキュリティもしっかり。さらにありがたいことにバスルームも各部屋に一つずつ付いているので使い勝手が良い。

ロマ族が暮らしていたサクラモンテ洞窟博物館

グラナダのお天気は曇天で時々日差しがある程度。セビーリャではカラカラに乾燥していたが、こちらは湿度が少し高めのせいか、困っていた唇の荒れも多少改善されてきているのがうれしい。

少し休憩した後、サクラモンテ洞窟博物館へ行ってみることにした。もし明日雨になったら行けなくなるかもしれないので、行けるうちに行っておこうということで。

4人ならバスでもタクシーでも料金はほぼ同じとバネッサから聞いていたので、サクラモンテにはタクシーで向かうことに。

サクラモンテ洞窟博物館-1

つい最近までロマ族が暮らしていた洞窟住居はこんな感じ。洞窟内は外と比べるとかなり涼しかったが、冬は逆にとても暖かいらしい。

サクラモンテ洞窟博物館-2

洞窟住居内に展示されている生活用具。寝室も残されている。

サクラモンテから眺めるアルハンブラ宮殿。帰り道、夕食で立ち寄ったレストランはアルハンブラ宮殿のすぐ下に立地する。坂道の途中で見かけたネコちゃん。

セビーリャから列車でグラナダへ-スペイン旅行記(4)” に対して2件のコメントがあります。

  1. くわじまかよ より:

    先生、ほっとさろんでお世話になった桑島です!
    ご無沙汰しています。
    旅行記、楽しませてもらってます。
    私も12年前にグラナダ行きましたよ!
    旅行記を残してないので、細かなことはすっかり忘れましたが、マドリッド、バルセロナ、グラナダそれぞれで雰囲気、気質がかなり違うのに驚いたことを思い出しました。
    続編も楽しみにしています!

    1. momo より:

      桑島さん、お久しぶり〜!ベトナムも、スペインも先輩なんですよね。私たちは今回バルセロナを外して、ネルハ、フリフィリアナからマラガを経由してマドリッドに戻ります。確かに地域によって雰囲気が違いますね。今、滞在しているグラナダのアパートは、セントロ地区にあって、ヌエバ広場のすぐ近くです。覚えているかしら?また会える機会があったら、スペインの話で盛り上がりましょう!

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