六義園と旧古河庭園で紅葉散歩-その2

★六義園と旧古河庭園で紅葉散歩-その1から続く

六義園から旧古河庭園までは本郷通りをそのまままっすぐ約18分。そろそろお腹も空いたことだし、途中でお昼を済ませて行くことに。近頃外食の機会がめっきり減ったので、たとえひとりであっても外食できる機会があるのはちょっとうれしい。

おひとりさまランチはベトナムカフェでバインミー

出かける前にGoogle mapで抜かりなく調べておいたベトナムカフェで、久々にバインミーを味わうことにした。バインミーはベトナムではとてもポピュラーなサンドイッチとして、おしゃれなカフェでも街角の屋台でも気軽においしく食べられる。

近頃は日本でもベトナム料理店が増え、我が家付近でも知っているだけで5軒ほどのバインミーを食べられるお店がある。バインミーの特徴はお店によって味付けや中の具材が異なるものの、大抵の場合、牛肉、豚肉、鶏肉、ベトナムハムのいずれかをメインに、各種の野菜やなます、パクチーなど栄養バランスの良いヘルシーな材料と共にフランスパンに挟んで仕上げられることだ。どこのお店もそれぞれの味にこだわっているせいか、みんなおいしくてはずれがないというのもうれしいところ。

さて、私が入ったお店は下の写真のとおりベトナム感満載のファミリーフーズというお店。六義園から本郷どおり沿いに歩いて行くと、旧古河庭園の少し手前の左側にあってすぐわかる。中の様子が見えないので一瞬営業していないのかと思ったけれど、ちゃんと営業中だったので一安心。

牛肉のバインミーとマンゴージュースを注文。ベトナム人(多分)スタッフは丁寧で感じの良い接客だ。いつものとおりここでも記録撮影ね(笑)。

美味しかったー！私のお昼にはちょうどピッタリの分量ですっごく満足～! でも大食いの人にはちょっと物足りないかも。

ここは店内の様子からして多分ベトナム人のお客さんが多いお店なのだろう。ベトナムに行ったことがある人ならこの雰囲気で懐かしい気分に浸れるのでは？支払いにpay payを使えたのも便利で良い。

洋館と薔薇で有名な旧古河庭園

【旧古河庭園について】　　下記は旧古河庭園のwebサイトより転載 武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。 この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河家の養子になったのち、古河家の所有となりました。尚、この当時の建物は現存していません。 現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア・コンドル博士（1852～1920）です。博士は当園以外にも、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計し、我が国の建築界に多大な貢献をしました。 日本庭園の作庭者は、京都の庭師・七代目植治こと小川治兵衛（1860～1933）の手によるものであり、彼は当園以外にも、山縣有朋の京都別邸である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭しました。 戦後、国へ所有権が移りましたが、地元の要望などを取り入れて、東京都が国から無償で借り受け、一般公開されました。 数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例となっています。また、現存する近代の庭園の中でも、極めて良好に保存されている数少ない事例として重要であることから、平成18年1月26日に文化財保護法により国の名勝指定を受けました。

こちらは洋館とバラ園のエリア。今回は庭園散歩が目的なので洋館の内部は見学しなかった。秋バラのシーズンもそろそろ終わりなので一面のバラというわけにはいかないものの、まだまだ開花している元気ものもそこかしこに。

バラ園を更に下ると日本庭園のエリアが開けている。こちらの紅葉はかなり進んでいるような。

最後に本日撮った写真で唯一の自撮り写真を。バラや上方からの景観撮影用に自撮り棒を持って行ったので一枚だけ撮ってみた。手持ちより離れて撮れるのがありがたい。マスクしたままで失礼!