「隷書体」体験レッスン(2)と篆刻初体験
前回に続き、柏木さん宅で隷書体のレッスン。普段通っている書道学校で先生の許可をいただいたので、めでたく並行してレッスンが受けられることになった。
今日の隷書レッスン
2回目となる本日のお題は「山門」。山の右側がちょっとバランス悪いが、何とか格好がついたかな?たくさん丸をもらって嬉しそうにしているが花丸ではない(笑)。
ところで柏木さんのお母様が隷書の先生であることは前回書いたが、雅号は「聖麗」。そしてお父様は篆書と篆刻の先生で雅号は「雅堂」。お二人ともこれまで大勢の生徒さんの指導をされてきた書道の大家だ。
ご両親揃って書道家なんてすごいね、柏木さん!今まで何回も書道展で作品を拝見してきたのだけれど、こうしてお二人から直接指導を受けることになるとは想像もしていなかった。改めて柏木さんが繋いでくれたこのご縁に感謝!
篆刻初体験
さて隷書の後は篆書と篆刻の勉強だ。なんと雅堂先生自ら篆書と篆刻の教材を作り、持ってきてくださっていた。感謝感激。この篆書集に収録された文字は、常用漢字1945字と人名用漢字166字が掲載されているとのこと。
早速中を覗いてみると、、、ス、素晴らしい!!!篆書がこんな風にに整理され、びっしり並んでいる様は圧巻だ。同じ文字でも字形の異なるものを並べてあって、そのどれもが美しい。そして見れば見るほど感動的なアートの世界。しばらく興奮して大騒ぎしてしまった私。
まずは先生の書いてくださったお手本を裏返して(逆字にするため)、篆刻台に固定した石(印材)に文字を書く。そのまま鏡に映した文字を見ながら書く方法もある。
このあと、鉛筆で書いた文字の上に文字修正も兼ねてサインペンで上書きする。これは文字をくっきりさせて彫りやすくするため。そして細めの彫刻刀(印刀)で彫る。私はついつい印刀を寝かし気味にしてしまうが、そうすると文字が太くなってしまうので、できるだけ立てて書くのが良いそうだ。
この後いくつか細かい作業が入るが、あとで説明を追加する予定。そして出来上がりはこんな感じ。
詳細な作業手順を見たい人もいると思うので、先生の手元を撮影した写真と説明を加えてまた改めて書くつもり。今日のところは私の体験報告まで。
隷書、楽しいですよね〜!
母も隷書を愛する方に出会えてうれしそう。
私も、そんなお二人を見て一緒にウキウキしています。
うれしい、楽しい、素敵な時間。
習いにきてくださってありがとうございます!