「隷書体」体験レッスン

60の手習いで始めた書道。月に3〜4回、各2時間の通学もすでに8年となる。この間旅行や仕事の都合で、学校でしか筆をとらない & 毎年2ヶ月の長期休みをとるなど、師範を目指している他の方々とは違って、随意科であることを幸いにこれまでずいぶん我儘を通させてもらってきた。

因みに私の通学の動機は「篆刻をやってみたい。その前にやっぱり書道をやらなくちゃ」というもので、いわば腰掛け気分で始めた手習いだった。でも始めてみると少しだけ欲が出てきて「いずれは隷書体を書けるようになりたい」と思うように。

引退後の変化

昨年、仕事を引退してからはそんな気持ちに少しだけ本気度もプラスされたようで、検定作品を書く時には以前なら全くしなかった自宅での練習もするようになった。

まあ、それってみんなは当たり前にしていることなんだろうけど、私にとってはそれだけでも大きな進歩なのだ。

それでも学校のカリキュラムでは、まだ草書を習っている途中。これから「かな」もあるし「学生教本」もある、ということで隷書体を書くのはだいぶ先のことになりそう。

そんな経緯があって、今日は私の友人のお母様(隷書体の書家)に隷書体の体験をさせてもらうために出かけた。

 

隷書初体験

書道展このお誘いを受けたのは、4月の書道展に行った時のこと。

今まで何回かこの書道展でお母様には会っているので、もうすっかりお友達気分。(後は私の友人である柏木さんの作品)

 

「隷書体」体験レッスン_2今日習ったのは隷書体の基本の筆使い「三王」。これは楷書を習い始めた時と同じ文字。縦横に真っ直ぐ引くことはなかなか難しいということだったが、これはOK。

ただ、跳ねのところで親指で筆を回すところがなかなかうまくいかずに苦労した。筆に力を入れてしまわないよう意識すればするほど、変なところに力が入ってしまって、、、

「隷書体」体験レッスン_3

「いやあ、難しい!」とポリポリ。

で、この体験を通学先の先生にも話して、こちらも並行して通わせてもらおうかと思っているところ。

先生、これからよろしくお願いします。

柏木さんにも何かとお世話になりそうですね。どうぞよろしくお願いします。m(__)m

 

「隷書体」体験レッスン” に対して2件のコメントがあります。

  1. 柏木京子 より:

    小澤さん、ご参加ありがとうございました。
    念願の隷書はいかがでしたか?
    母は「基本ができているから、これからが楽しみ」と言ってました。

    小澤さんらしい作品、これからどんどん生み出してください!
    楽しみにしてます。

    1. momo より:

      柏木さん、体験レッスンではお世話になり、ありがとうございました。隷書は筆遣いのコツがわかるまで少し時間がかかりそうですが、字形が好きなので頑張れそう。先生の指導もわかりやすく(その割になかなか思うように書けないけどね)、丁寧に教えてくださるので、きっと上達できますよね。個人的事情でしばらくの間は通える日が少なくなりそうですが、やる気満々なので、これからよろしくお願いします。

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