お散歩がてら新宿歴史博物館へ

戸山公園と同様に我が家の庭と言いたいくらい身近な場所にあるのが新宿区立甘泉園公園だ。ここも散歩でよく訪れる場所なので紹介記事に載せる写真を撮りに行ってみたのだけれど、まだまだ紅葉には早すぎたようだ。緑あふれる庭園も美しいけれど、やっぱりこの時期なら紅葉の方が写真映えするはず。もう少し経って紅葉のピーク頃の景色を紹介することにした。

では、今日(11/10)はどちらへ? ちょっと風は強かったけれど、昨日とは打って変わって秋らしい良いお天気になったので、またまたお散歩がてら新しい場所を開拓することにした。地図をにらんで決めた本日の行先は、家から徒歩35分ほどで行ける新宿歴史博物館だ。(入園料300円) 

新宿歴史博物館は内藤新宿のジオラマもあって楽しい!

ここは四谷税務署のすぐ近くなので、会社をやっていた時は法人税の確定申告でよく訪れたおなじみの場所。とは言っても当時はこんなところにこんな施設があるなんて全く知らなかった私(笑)。

新宿区立新宿歴史博物館-1

江戸時代の内藤新宿のジオラマ。素晴らしい出来栄え! ひとりひとりの様子がわかるようもっと接写して撮れば良かったな。

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江戸時代のお菓子屋さん

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火事が多かった江戸時代は建築物にも工夫があったことがわかる。

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落雁って江戸時代からあったのか。こういう型を作るアイデアって日本人らしい。

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お菓子の料金表。値段がわかっても今の価値でどのくらいかはわからない。字は違っても江戸時代から今の時代までずっと続いているものが多い。饅頭、大福、赤飯、切餅、餅菓子、羊羹、落雁、おこし、勢ん遍い←これって今で言う煎餅のこと? それからもうひとつ気になったのは「今坂」。調べてみると、これは今坂餅とも言われ大福を大きくしたような和菓子だったらしい。

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そろばんと共に机上に載せられた蝋燭立ては手燭。なるほど持ち運びできる燭台という意味ね。調べてみると江戸時代にはずいぶんたくさんの燭台のデザインがあったようだ。ところで昔から商売には猫がつきものとされていたのだろうか?

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漱石山房のミニチュア展示

こちらは夏目漱石の終の棲家である「漱石山房」の模型。近いうちに漱石三房記念館にも行こうと思っていたけれど、これは置いてないはず。ここで見ることができてラッキー ! 

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都電のご先祖東京市電

昭和初期に東京の街を網の目のように走っていたチンチン電車こと東京市電(都電)。私が池袋の職場に通っていた頃(ずいぶん昔だけど)は、明治通り沿いを走るこの都電と私の運転するバイクが並走することもあった。う~ん、懐かしい !

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車体は変わったけれど今でも都電荒川線として運行されている。我が家近くからは面影橋駅か早稲田駅で乗車して、池袋サンシャイン近くまでミニトリップ感覚で楽しめる。設置されたスイッチを押すと昭和時代の貴重な映像を見ることができる。

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懐かしい! 昭和初期の文化住宅

昭和初期の「文化住宅」。私の実家はこういう設計ではなかったけれど、近所にはこういう家が何軒かあったことを覚えている。

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うん、うん、キッチンはどの家もこんな感じだったと思う。床下収納はぬか漬けのカメを収納するのに必須だったし。

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あの当時こんなおしゃれな窓は見たことなかったなあ。私の実家が田舎だったから?

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懐かしい蓄音機。新宿区立新宿歴史博物館-17

昭和初期には有名だったという中村屋のカリーライス、三越の一口カツレツ、高野のフルーツポンチ、新宿カビーのカルピスマカロ。私はどれも食べたことはないけれど、今となってはこのシンプルさが受けそう。新宿区立新宿歴史博物館-18

以上、私の説明はだいぶ端折っているので(笑)、この二人の子供たちの案内で不足部分を補ってもらえるとありがたい。

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