学生教本を学ぶ3か月(9月~11月)-8

いよいよ残すところあと2回。連続してひらがなを学ぶ。そういえば、今までひらがなって書いたことあったかな?と記憶を掘り起こしてみると…手紙文(小さい文字)以外には教材も検定作品もいつも漢字のみ。なんと太筆で書いたのは初体験だった!

しかも、今回は思いもよらないことで苦労する羽目に…

半紙は寝かして(枯らして)から使うべし!

これまで毎回ものすごい量の半紙を使ってきたため、とうとう在庫が底をついてしまった。仕方なく新しい紙を買ったところ、これが想定外の曲者だった!

学生教本第十一回滲みが出てしまい未提出となった作品いくら墨を濃くしようが、墨量を最小限にしようが、どうしても滲んでしまう。(右の小さい画像を拡大するとよくわかる)

あれこれやっているうちに思い出したのが、以前先生に言われた「新しい紙はしばらく寝かせておいてね」という言葉。新品だと水分量が多いから、寝かせておいて鰹節のように枯れさせるようにということだったのだ。その時にはまさかここまで違うとは思わなかったけれど、実際に体験してみると想像以上の違いを思い知らされることに。なんでも出来立てのホヤホヤが良いとは限らないってことね。トホホ…

そこで止むを得ず検定作品を書くときの「手漉きの半紙」を使うことにした。お値段が高いのがちょっと辛い(泣)。

第十一回の提出作品

こちらが手漉きの半紙に書いた提出作品。上と比較すると違いが良くわかる。

学生教本第十一回提出作品-1

学生教本第十一回提出作品-2

学生教本第十一回提出作品-3

新品の半紙を乾燥させるための方法

買ったばかりの用紙はビニール袋に乾燥剤と共に入れて様子を見ているけれど、一週間程度では使えるようにならない雰囲気濃厚なので、次回も手漉きの半紙を使うしかなさそう。学生教本はあと一回で終了するのがせめてもの救いか。12月から1月はタイへ行くため書道はお休みするので、この間に準備が整っていてくれることを期待しつつ。

これを機に今後は1年分くらいの在庫を常に用意しておこうと思った次第。

さて、いよいよ次回で終了だー!

学生教本を学ぶ3か月(9月~11月)-8” に対して2件のコメントがあります。

  1. はつみ より:

    おつかれさまです。
    あと1回!!もう少しですね。

    叱られそうですが・・・・紙を電子レンジでチンして乾燥てな訳にはいかないですよね(笑)

    1. momo より:

      ホント、あと一息のところまで漕ぎ着けました!紙の問題さえなければ今回は枚数も少なくて楽勝?だったのに…なんと使おうと思っていた手漉きの半紙(寝かせた分)も書いている途中で終わってしまい、少し前に買った別の手漉半紙もやっぱり滲んでしまう。仕方なく書道専門店に行こうと思ったら日曜はお休み。全く最後になってこんなことで苦労するとは…トホホ。流石にレンジでチンは無理かと(笑)。一応ドライヤーも試したけどダメでした。調べたところ、ただ乾燥させるだけではダメらしいです。実物見ないと心配なのでamazonは使えないし、あとはお店の在庫に期待するしかないみたい。

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