緊急事態宣言より優先してほしかった対策
新年早々発令された緊急事態宣言は、一都三県(東京、千葉、埼玉、神奈川)が1月8日~2月7日、関西の3府県(大阪、京都、兵庫)も明日13日に発令する方向で検討中とのこと。その前にぜひ実現してほしかったのが感染症法で指定されている分類の変更だったが、残念ながらこちらの方は更に1年の期間延長まで行うことが決まっているようだ。
感染したら確実に重症になるような多くの感染症とは違って、新型コロナの場合は無症状や軽症者が約8割と言われている。それならまずは感染症の類型を変更した上で、重症化リスクの高い人たちへの重点的な対策を優先してほしいというのが従来からの私のスタンスだ。そして具体的な対策として考えているのは、重症化予測因子の検査(関連記事はこちら)や、陽性者の血中酸素濃度の継続的な計測実施(自己管理)、そして容体急変に備えた医療体制の整備などだ。そんなことをつらつらと考えていた時にwebサロン仲間のyoshiさんからこんな記事の紹介があったので、ここでも紹介しておきたい。
医師、保健所から「コロナをインフルと同じ5類指定に」という悲鳴 声を大にして言えない理由
知っておきたい関連情報
厚生労働省の公開資料より
早期治療や予防投与にも有効と言われるイベルメクチンについて 来年3月に臨床試験終了へ、抗寄生虫薬「イベルメクチン」はコロナ治療薬3例目になるか ★イベルメクチンは私が特に期待している治療薬。コロナ陽性の判定が出たら即予防投与ができるのもありがたい。ただし治験は今年3月までかかる模様。 |
続々と実用化される新型コロナ治療薬の情報
政府の感染症対策、ますます混迷を深めていますね。momoさんの指摘のように感染症の指定分類を早く変更してほしいですね。もうどこでもかかる可能性があるのだから、病院の受け入れ枠を広げてほしい。
自宅待機していてなくなるなんて痛ましすぎます。保健所はもう根をあげてお手あげなんですから。
yoshiさん、私たちは年齢的にも要注意だよね。イベルメクチンが治療薬として使えるようになればワクチンよりは安心かな。