マドリッド最終日-スペイン旅行記(9)
今回の旅もいよいよ最終日。
マドリッドでは王宮を見学するつもりだったので、まずは近所の庶民的なレストランでランチ。店頭に掲示されたメニューは、スマホアプリのgoogle翻訳でカメラ機能を使って確認。
マドリッドのローカルレストラン(メニューと店内の様子)
セットメニューは一人2品に、パンも各自一本づつ付いている。もちろん4人で、シェアして食べるのだが、、、こちらへ来てからというもの、いつもランチがボリュームたっぷりなので、夜はあまり食べられない。
写真を撮る前にうっかり食べ始めてしまって失礼!やっぱりご飯はあまり美味しくない(どこでも)。
マドリッド市内の風景
ランチのお店を探すついでにマドリッドの繁華街の様子もパチリ。高層建築がないので見上げても圧迫感がない上、新しい建物も古い建築物と違和感のないようデザインされているのが素晴らしい。街の景観を重視する姿勢は日本でも見習ってほしいものだ。
レンタルバイクもあちこちに設置されている。
街のいたるところで見かけるサンドイッチ屋さん。私たちも滞在中随分お世話になったが、お店によってすごく美味しいところと、そうでないところといろいろだ。これはどこのに国でも同じだけれど、やっぱりパンの美味しさが決め手だと思う。おにぎりがお米の美味しさで決まるのと同じこと。
私たちが泊まったアパートの至近距離にある地下鉄グランピア駅への入口。
バーゲン中のデパートでお買い物
さて、ランチが済んで王宮見学に出かけるつもりだったが、よくよく考えてみたら、もう観光はお腹いっぱいといった感じ。たまたま通りかかったデパート「 エル・コルテ・イングレス 」が50%オフのバーゲン中だったこともあり、王宮に行くという娘夫婦と別れて、私たち夫婦はここで衣類の買い物をすることにした。
普段から着る物には人一倍色にこだわっている私。機会があれば、スペインできれいな色のTシャツを買いたいと思っていたので、こんなチャンスを見逃す手はない。
Tシャッを8枚も買いだめ
思った通り好みの色やデザインのTシャツがぎっしり並んだ売り場は圧巻だ。
気になるのはサイズだが、片っ端から38や40のサイズで好みに合うデザインのものを物色。
結果は8枚でトータル86.71€(1€=130円として11,272円)と、品質と発色の良さを考えれば破格の値段で購入することができた(ここに載せていない2枚は七分袖)。写真ではちょっとくすんで見えるのが残念。
この後、夫もポロシャツを買ったのだが、その売り場のスタッフ、ルシアさんから予期せぬ親切な対応をしてもらうことになった。
スタッフの提案で悪戦苦闘の末、ツーリスト用カードを入手
このデパートではツーリスト用のカードを発行していて、税金21%のうち10%を買い物に使えるサービスポイントとして還元してくれるサービスがあるので、手続きしていらっしゃい、と提案してくれたのだ。そうすればこのポロシャツを安く購入できるからというわけだ。
そう言えば随分昔、2回だけ同様の還付を受けた記憶がある。最近はほんの少々の買い物しかしないので、還付してもらうほどのことはないとすっかり忘れていたのだった。
そんな私たちに、しかもスペイン語が全く理解できないというのに、一生懸命身振り手振りとスペイン語だけでその気にさせてしまうルシアさんのサービス精神には頭が下がる思いだ。
大した金額でもないし、よくわからないからと二の足を踏む私たちを、最後まで諦めずに激励してくれたルシアさん。
彼女の好意を無駄にしないよう頑張ったおかげで、こういう仕組みを知ることもでき、旅の終わりとはいえ、良い経験になった。彼女から「よくやった」と褒められて(多分)、とてもうれしかった。
記念撮影も快くOKしてくれ、そこで二人同時に眼鏡を外したところまで気が合ってしまい、思わず顔を見合わせて吹き出してしまった。
この後、地下にあるスーパーで多少のおみやげと明日の朝食用に半額セールの冷凍ピザを買い、アパートへ。
マドリッドで聴くポルウナカベサ
途中で私の大好きな曲ポルウナカベサを演奏しているグループを発見。今まで聞いたこともない優しい音色に心惹かれたが、冷凍ピザが解けてしまうので、後ろ髪をひかれながらアパートへ急いだ。
明日はとうとう帰国日。観光に、移動に、毎日忙しい旅だったが、最後にいつもの私たちらしい旅のスタイル(言葉が不自由な割に人との交流が多い)を発揮できたことで、次の旅へのステップになりそうだ。
もうスペイン最後の日。あっという間でしたね。カラフルなTシャツゲット。素敵❣️店員さんとの会話が面白い、言葉を超えてコミュニケーションが成り立つのが楽しいですね。さすがmomoさんです。
居ながらにしてスペインの様子が味わえて良かったです。ありがとう!
ヨシさんも懐かしかったでしょう?スペイン語ができればもっと楽しいのにねー。英語を話す人があんなに少ない(というよりほとんど話せない人ばかり)とは、びっくりでした。英語を話すインド人が困って、ポールに助けを求めてきたり、、、