古希から始めるスノーバード
アメリカでは避寒のために移動する人たちのことをsnowbirdと呼んでいるらしい。ヨーロッパでも同じ表現を使うかどうかは知らないが、同様のライフスタイルは欧米共にずいぶん昔から定着しているようだ。
特に寒さを苦手とする高齢世代ともなるとこの傾向は一層強まるとみえ、12月から3月にかけて暖かい国、地域には多くの高齢者たちが押し寄せることになる。
暖かいだけでなく物価の安さも条件のひとつ
昨今はこの気候条件に加えて生活費の安さという面も加わって、物価の高い地中海沿岸の国を避け、東南アジアまで足を延ばす人たちが増えている気がする。
彼らにとっては旅行というより生活拠点の移動という側面の方が強いだろうから、これは当然の成り行きと思える。どこの国でも年金生活者にとって最大の魅力は衣食住が安く済むことなのだから。暖かい気候というのは健康面だけではなく、着るものにかかる費用も安く済む。
古希を節目に避寒暮らしのスタート
さて、そんなsnowbirdの避寒暮らしだが、私もいつかはやってみたいと若い頃からずっと思い続けてきた。この春古希を迎えたのを機に、それをいよいよ実行しようと思う。
健康で海外との行き来が自由にできる年数はもうあまり長くは残っていないだろう。モタモタしていると時間切れになってしまう。ということで、自由業の娘夫婦を巻き込んで、家族4人で冬の1~2か月をチェンマイで過ごしてみることにした次第。
さしあたり、6月には避寒暮らしの拠点となる住まいを探しに行こうと思っている。
関係者のみなさまへ 3月には事務所の片付けと娘たちの転居、そして我が家の片付けと大忙しでしたが、今は22日から始まる自宅のリフォームに備えて一時休止の状態です。今月中には全て完了する予定なので、その時にはまた遊びに来てください。 |