東京バンドネオン倶楽部の演奏会(20周年)/四谷区民センター
小松亮太さんを中心に20年前に結成された「東京バンドネオン倶楽部」。8月19日に四谷区民センターで開催された東京バンドネオン倶楽部のコンサートに夫と二人で行ってきた。
初めて聞いた小松亮太さんのバンドネオン
私は小松亮太さんの母上の小松真知子さんのグループ「タンゴクリスタル」のコンサートには何回も行っているものの、バンドネオン界で有名な亮太さんの演奏を聴くのは恥ずかしながらこれが初めて。いやあ、正直言ってこれほど素晴らしいとは知らなかった。今まで聞かなかったのが悔やまれるほど。もうビックリ❗
演奏も演出も想定外の素晴らしさ!
亮太さんの演奏には魂を揺さぶられるほど感動したのだけれど、更に驚かされたのは、全20曲を変化に富んだプログラムで徹底的に楽しませてくれたこと。右の写真は当日配布されたパンフレットの表紙。
曲目に合わせて取っ替え引っ替え(笑)メンバーを替え、それぞれの持ち味をしっかり引き出し、聴衆を楽しませてくれる演出が想定外の素晴らしさなのだ。この会場の聴衆に聞かせるだけではなんと勿体無いことか。
主な演奏曲
全20曲の中には、小松さん自身の作曲による「下弦の月」や、バンドネオンの名手として活躍したフェデリコ氏が小松さんのために作曲した「わが愛しの蛇腹」、ギターの弾き語りで聞かせてくれた「ポル・ウナ・カベサ」など、私にはとても新鮮に感じられる曲が多数散りばめられていたり、ヴァイオリンの近藤久美子さん、ピアノの国府弘子さん、ベースの田中伸司さんを始め、素晴らしい演奏を聞かせてくれたアーチストにも感謝したい。
アンコールに応えて演奏したのはコンチネンタルタンゴでお馴染みの「碧空」。
終了後も去りがたい熱気に包まれた会場
コンサート終了後も、大勢の人たちが熱心にアンケートに記入したり、CDを買ったり、寄付したり、いつまでも立ち去りがたい余韻に浸っていた。私も小松さんのCDを2枚買って、サインと握手をしてもらい大満足の夕べだった。
東京バンドネオン倶楽部、聴きに行ったんですね!いいなあ。さすがです。
小松亮太さん、ジャンルを超えてたくさんの有名アーティストと共演、お弟子さんの若いバンドネオン奏者たちも今や大活躍、錚々たる顔ぶれです。一方で社会人の皆さんとのバンドネオン倶楽部、素晴らしいですね。私も大ファン。
ご存知かもしれませんが、オフィシャルブログ「そんなわけで」、日頃の活動や演奏会情報が載っていて、時々マニアーックなタンゴのお話もあったりして面白いです。
(http://ryotakomatsu.stablo.jp)
これからの季節にタンゴはぴったり。
momoさん、ぜひまたどこかでご一緒したいです♪
壷井さん、オフィシャルブログにはこの日のコンサート写真も載っていますね。とにかく素晴らしいコンサートでした。
楽器の編成も、それぞれの個性を発揮するアレンジも文句なし!近藤久美子さんのヴァイオリンにはすごーく惹きつけられましたが、彼女は小松亮太さんの奥様ですよね?素晴らしい組み合わせ(笑)。今度はユニットのコンサートにも行ってみたいので、その時には壷井さんもぜひ!