チェンマイで水の自動販売機を初体験
日本では好みの問題を別にすればどこでも水道水を飲料用に使うことができるが、タイに限らずアジア全般、いや世界中を見回してもそのような国はむしろごく一部。旅先ではペットボトルの水にお世話になる人が多いと思う。
私たちもいつもの旅行ではペットボトルを買うようにしているが、今回はアパートの近くにある2つの「水の自動販売機」を初体験してみることにした。
タイでは水は買って飲むのがスタンダード
タイは場所によって硬水の地域、軟水の地域に分かれていて、チェンマイは日本同様軟水地域だ。ただし、浄化処理はきちんとされているとはいえ、水道管の劣化などにより不純物の混入が避けられないそうで、飲料用には適さないと言われている。
私たちはこれまでアメリカ、ニュージーランド、スペイン、ポルトガル、香港、シンガポールなど一部の地域を除いて、旅先ではほとんどの場合ペットボトルの水を使ってきた。
ただ今回は何せ一か月の長丁場。毎回買っていると割高になるだけでなく、持ち運ぶのも結構大変だ。そんなことから、スーパーで買ったボトル(1.5ℓ13B)→地元の格安商店でのまとめ買い(1ℓ×6本20B)→そして水の自動販売機の利用(1ℓ1B)へと次第にシフトしていくことになる。
水の自動販売機の使い方
街中のあちこちに設置されている水の自動販売機は1バーツで1ℓ買うことができる(0.5バーツで1ℓ買えるものもたまにある)。ただ実際には少し多目に給水されるようで、5バーツで6ℓくらい出てくる模様。
水質は普通の水道水を複数のフィルターで濾過する方式(上の写真参照)なので、不純物を取り除いた軟水ということになる。
自動販売機の使い方はこちら。
この動画を撮ったのは最初に買った時のもので、この水で紅茶を入れたら真っ黒になってしまった。超軟水なのか、それとも不純物のせいなのかはわからない。フィルター交換があまりされていないのでは?と推測しているが、お腹を壊すことはなかったので念のため。
次に買ったのは上の写真の販売機で隣のアパート内に設置されたもの。紅茶を入れても普通の色で抽出されるし、場所も近いので運ぶのが楽(私が運ぶわけじゃないけどね…)。フィルターの説明にも何やら力が入っていて前回のものよりは安心できそうなので、以降はこの販売機をずっと使うようにしていた。
下の写真はスーパーや地元の格安ショップで買った各種水ボトル。
コインランドリー(おまけ情報)
水繋がりということで…
日本でもお馴染みなのに今まで全く使ったことがなかったコインランドリーを、この歳になって初めて使ってみた。洗剤の入れ場所がわからなかったり、メニューの選択(一応英語表記あり)でマゴマゴしたりしていたら、娘に「お母さん、コインランドリー使ったことないのぅ?」などと鼻で笑われてしまった。『だって洗濯機あるし…ブツブツ』何せ娘は中学生の頃から部活のユニフォームを洗濯しにコインランドリーに通っていたというその道の超ベテラン。 ( T_T)\(^-^ )
さて、最初は上下セットになったコインランドリーを使っていた私たちだけれど、水の自動販売機の背後に設置されている洗濯機を見つけてからはちょっと心変わり。洗濯だけはここでやろうよ、ということに。
その理由というのは、こちらは乾燥機がないけれど洗濯料金が20バーツと半額だったから(笑)。ここで洗濯を済ませてから乾燥機のあるコインランドリーに持ち込めば節約になるのでね(セコッ!)。まあどちらもアパートのすぐ近くなので運ぶのも簡単。だったら安い方が良いよね?