米糠酵素風呂のRamlamoon

この時期のチェンマイは、昼間は30°C以上あっても朝夕は15~16°Cと温度差が激しい。そうなるとバスタブが恋しい日本人としては何かあったまる手はないかと考えるのが普通だろう。かく言う私もそのひとり。

Ramlamoonという米糠酵素風呂を予約

今住んでいるサンティタムには幸い「北花庵(ほっかあん)」という日本式の銭湯があるのでそこに行ってみようかとも思ったが、できればまだ経験したことのないものを試してみたい。ハーブサウナも経験済みだしなあ、と思いながらネット情報を調べているうちに見つけたのがRamlamoon(ラムラムン)という米糠酵素風呂だ。

こちらの情報が簡潔に説明されていて分かりやすい。

アパートからも徒歩10分足らずで行ける上、興味深いことに私が以前訪れたことがあるカレン族が栽培した有機米を使っているという。これが決め手になって早速娘と共に行ってみることにした(夫たちは不参加)。予約はFacebookのダイレクトメッセージのやりとりで。Facebookは事情があって休止中だけれど、アカウントは維持しているのでこんな時には助かる。

結果、翌日の夕方4時で予約。持ち物は特になし。化粧道具が必要な人は持参した方が良いだろうが、私と娘はスッピンなので不要。クレジットカードは使えないそうだ。料金はひとり500B。

米糠酵素風呂の入浴当日

さて、ご近所さんの私たちはほぼ時間通りに到着。私たちのアパートとは違って交通量も少なくとっても静かな環境にある。このお店の向かい側は立派な木のある広々した草地だ。建物も古民家を再生したもののようで内部はかなり広々している。若いオーナーさんはこれから更に事業を拡大する意欲満々と見える。

 

最初に入浴に際しての注意書き(親切だなあ)を読み、トイレを済ませたら貫頭衣のようなものに着替える。

これは間違った着用法私たちはこれを腕まで出さずに首出しスタイルで着ていたものだから、糠風呂に入ってから自分では糠をかけられず、オーナーさんに「あぁ、肩まで出しても良いんですよ」(笑いを堪えてる?)と言われて初めてその間違いに気づく始末。

「つまりてるてる坊主じゃなくて、肩出しスタイルにしろってことね」と、お間抜け親子はふたりで大爆笑!

上の写真は間違った着用法なので真似しないでね。腕も出しておいた方が効果的なので。(真似する人はいないだろうけど)

髪は備え付けのキャップを被っても良いし、そのままでも良いとのこと。「糠だらけになるとシャンプーが面倒かもしれませんが、その方が効果はありますよ」との注意を聞いた上で、私たちは直漬け?を選択。

米糠酵素風呂

酵素風呂の入浴時間は、まずは10分経ったら声をかけてくれるので、それを目処に出たい時に声をかけても良し、そのまま次の声掛けがある15分まで入っていても良し。20分入る人もいるようだけれど、私たちは規定の15分で終了。

続いて糠を落とし、貫頭衣を脱ぎ、シャワータイム。シャンプーはここの商品であるコブミカンシャンプーを使用。泡は立たないのがこのシャンプーの特徴らしく、自然の香りが爽やか〜。

糠を綺麗さっぱり落としたら一丁上がりー!あとは通常の入浴後同様に髪を乾かしたり、用意されている炭酸水を飲んだり、扇風機で涼んだりしながら服を着て、終了となる。入浴前後の身支度も含めて全部で45分だった。

入浴中も、入浴後も、多量の発汗がある割に爽やかなのが気持ちいいねぇ〜!などとお互いの感想を話しながら帰宅の途へ。

Ramlamoonの広い庭にはたくさんの樹木が植えられている。花や木の名前に疎い私たち親子なので間違っていたらごめんなさい。左がパパイヤで右がコブミカンだと思うけど…(どなたか詳しい人教えてー)

入浴の翌日

翌日になっても身体がいつもよりホカホカしている感じなのと、私はこのところ血圧が高かったのに翌朝は上が一気に20くらい、下も10くらい下がっていてちょっとビックリ。これが続けば良いのだけれど一回だけではいくらなんでも無理でしょうね。

残念ながらこの情報を調べるのが遅かったので、帰国まであと一回行くのは難しい。もっと早く気づいていれば、週一のペースで四回は通えただろうに残念。

これをご覧になった方で乾季にチェンマイを訪れる予定の方はぜひ参考にしてくださいね。もちろん効能なども事前に調べておくことをお勧めします。オーナーさんが優しくて親切なのも◎ですよー。せっかく写真も撮らせてもらったのに、ブレちゃってここに載せられなくてごめんなさい。上で紹介した記事に写真が載っているのでご確認ください。

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