グループウェアのR-Groupでメンバー間の交流の場を作ってみた
だいぶ前からITサロンメンバー間の交流の場を模索してきたが、グループウェアのR-Groupなら私たちのニーズに応えてくれそうなので、ここでいったん中間報告しておくことにする。
グループウェアの変遷
今まで仲間内の交流の場として、yahooグループ、googleグループ、FreeMLなどの無料のメーリングリストを15年以上も活用してきた。
ただ最近ではメンバー同士であっても面識のない人たちが増えてきたことから「お互いの顔が見えるコミュニケーションを!」という声があがっていた。そろそろメンバーの整理も必要なようだ。
現在使っているFreeMLでも自己紹介欄を始め、写真やファイルの共有、スケジュール管理などもできるが、同じツールを使うことで生じる混乱は避けておきたい。更に、できることならもっと便利で使い勝手の良いものを探してみたいという気持ちもあり、この機会にあれこれ試してみることにした。
とはいえ、誰でも苦労せずに使えそうなツールを探すとなると、思ったより大変だった。これまでは、モアフレンズのドメインを再活用して会員制サイトを作ってみたりしたのだが、実際に試してみると運用面での懸念もあり、なかなか決定打を見つけられずにいた。
最終的に選んだのはR-Group
そんな試行錯誤の末、ようやくたどり着いたのがこのR-Group だ。このグループウェアは主に企業などで導入されているもので、無料なのに完成度も高い上、使い勝手の面でもなかなかの好印象。
PCからもスマホアプリからもアクセスできるし、掲示板、個人間のメールのやりとりや電話、スケジュール管理やファイル共有も可能。掲示板への書き込み通知も届くし、これならメンバーから「使いにくい」という不満は出ないのではないか。
それでも念のため、しばらくの間少数のメンバーで試してみた結果、本格運用するかどうかを決めたいと思う。
その後の利用状況を追記します。(9月2日)
Rグループは掲示板への書き込みや自分宛のメールは受信できるものの、送信する際に一々ログインする手間はやはりみなさんが望まない様子。やはり日常のやり取りには簡単便利なMLが必要と感じました。 幸い私が使っているXサーバーにはMLの設置機能があるため、これを利用することにしました。 当面、Rグループはプロフィール閲覧、写真やファイルの共有、スケジュールの確認などに使い、それと並行する形で、日常のやり取りにはMLを使うという形に収まりました。 |
R-Groupの補足記事を書きました。
グループウェアのR-Groupでメンバー間の交流の場を作ってみた-その2
無料のグループウェア「サイボウズLive」が2019年4月15日に終了するのに伴い、移転先を探している人が多いようなので、R-Groupについての補足記事を書くことに。